2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

 30年前ふくやんだった自分(当社比)

http://ameblo.jp/fukuyan2006/ 懐かしいw 大垣行の深夜電車を経由して、山口県の母親方の実家にいった記憶があります。もう30年とはまだいかないけどそれくらい昔で若かったなあ。いまは「ムーンライトなんとか」とかいうんだ。当時の記憶では、切符を買お…

 大晦日ですが

いつもと変わらないことやってます。 http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20061228/1167319048#c

 本音で語れ! 年間裏ベスト2006

年の瀬、皆さん、いかがおすごしでしょうか。私は昨年は、世界最速のバーナンキ本の最終校了を終え、予告をいいたいのを必死に我慢していたころでございました。今年はみんなが初校を待っているのに田中だけ入稿もしていないww本の原稿カキコをいましてお…

 来年は朝河貫一没後60年

昨日、偶々知ったのだがイェール大学で国際シンポジウムが企画されているらしい(伝聞)。朝河貫一の業績は『日本の禍機』程度しか知らないのだが(これは専門研究の弊害かもしれないが、福田徳三や私が関心をもつ経済学者がなぜかこの人物を議論していないの…

 天下りあっせん禁止と財務省必死だな藁、ついでに暗黒卿リターンズw

知人が『月刊現代』2月号の国平修身の「本間税調会長を「売った」財務省の魂胆」を嫁という指令受信。素直に嫁むオレがいる。「公務員制度改革について」 http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2006/1207/item4.pdf各省庁の就職斡旋禁止、年功序列システ…

 若田部昌澄さん「日経経済教室」登場

一日以上遅れてスマソ。「分析対象領域広がる経済学 人間行動の解明に貢献」と寄稿。望月さん訳、レヴィットとダブナーの『ヤバい経済学』などを枕に、インセンティブを主眼にした経済学の応用分析が一般の読者にもわかりやすい形ではなひらいた今年度の論壇…

 教育再生委員会で廃塾令

というわけでイグノーベル賞候補の人が塾廃止しろ、とかいった件について。多くの物好きは筒井康隆の「廃塾令」を思い出すw。さっそく何十年ぶりかで再読。なるほど政府の規制によって家庭教師雇える人との経済格差出現w、やくざが仕切るヤミの塾w、オフ…

 福井秀夫『司法政策の法と経済学』

某誌書評予定本。司法制度改革の分析。あの興味深い本だった『官の詭弁学』の著者でもある。司法政策の法と経済学作者: 福井秀夫出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2006/12/18メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (7件) を見る

 『制度と秩序の政治経済学』

頂きもの。スティグリッツがノーベル賞講演で言及した情報の非対称性の政治過程論というのは興味深い。もちろんスティグリッツの近年の啓蒙的な著作に反映されているIMFなど国際機関の意思決定過程の非民主化もその根っこにはこの情報の非対称性があるんでし…

 2006年経済系ブログ事件簿

特別協力 梶ピエールさん、ITOKさん さて今年もいろんなネタが経済系ネット社会で起きては消え、さまざまな無駄な労力を消耗してきまおうすた。かくいう私も今年の中盤からはてなに引越してきて、最近はようやくはてなの使い方がわかってきましたw 個人的に…

 今年の隠れベスト10候補

隣家の解体工事が始まった一月前からガクンと読書量と研究量が減りましたが、公式w声明ではあと数日だそうです。そんなわけで今日もレストランで読書(事実上、研究室は遠いので、ふだんの研究ではなく、僕にとっては資料の倉庫と学生指導の場でしかないハ…

書評『誘惑される意志』と『世界に格差をバラまくグローバリズムを正す』

先々週の『週刊東洋経済』と『エコノミスト』に掲載されたものの草稿。 ●『誘惑される意志』(NTT出版) ジョージ・エインズリー著 人はお酒の飲みすぎやダイエット中の過食など後で悔やむことになる行為を日常的に行っているだろう。しかし経済学の辞書には…

 リチャード・クーがサンタになって僕らにプレゼント!!

メリークリスマス! リチャード・クー氏がサンタになって僕ら(田中秀臣、若田部昌澄さん、野口旭さん、岡田靖さん)にクリスマスプレゼント届けてくれたよ。 「陰」と「陽」の経済学―我々はどのような不況と戦ってきたのか作者: リチャードクー,Richard C. K…

 年末皆さんのおかげですスペシャルⅠ

早読み『週刊東洋経済』。いわゆるリフレ派およびそのネット中心の知友の面々がかなりランクイン。第3位『ヤバい経済学』 第5位『日銀はだれのものか』 第9位『脱デフレの歴史分析』 第12位『「小さな政府」を問いなおす』 第21位『ダメな議論』 第30位『…

 地味だけどおススメ経済本

年末の経済書・経営書ベストのお祭りからはたぶん無視されるだろうけれども(主義主張を超えて)これは外せない経済書をとりあえず書いておきたいと思います。専門性が高いのはご容赦ください。まずはこれは外せません。『デフレ下の賃金変動―名目賃金の下方…

 鈴木正俊 『経済データの読み方』新版

うお! まさかこの第二版がでるとは。名著『経済予測』や『昭和恐慌史に学ぶ』で著名な鈴木氏が書かれたこれまた類書にないまっとうなコメントを付した経済データの読解本。世評高い第1版から10数年を経て新版がでた意義はきわめて大きい。最近の門倉さんの…

 馬淵澄夫議員の巧妙な戦略か? わからんけどw

ともかく隣家の解体音+ぐずぐずの体調でここ一月燃料切れ(論文、マジネタかけません)です。すんません、今日も苺経済板でネタ拾ってきました。 御題は最近まったくノーチェックだった財政金融委員会での議事でございます。しかも一月まえかよw で、完全…

 誰かのパペットになるのか?

本間正明氏から吉川洋氏へか。なんか知らんけどもむちゃくちゃ不安な人事ですね(もっと率直にいいたいところが本心だよなあ。簡単にいうと人間力が……パペットってか……bewaadさん頼むw)。 モリタク先生の指摘が座標軸か。http://www.nikkeibp.co.jp/sj/col…

 ある愛嬌について

加藤涼氏がどうやら愛嬌をふりまいている件について(現時点推測)。現代マクロ経済学講義―動学的一般均衡モデル入門作者: 加藤涼出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 195回この商品を含むブログ (34件) …

 愛嬌あっても見逃せない件について

下の加藤氏のニヒリズム本を書評することになりました。そのうちコメント欄のtanakahgddtomiじゃなくて(爆)、わたくし田中秀臣が某誌に書くでしょう。 ところで本日は体調をこわして自宅療養なのですが、さすが家人宅急便は使えますw。早くて確実w それ…

 マルクスとリフレ

Elleの遺跡のパートナーのびたさんに教えてもらった苺掲示板での発言 <やっぱり松尾さんみたいに「マルクス主義」プラス「リフレ」って立場が成り立たないってことじゃろう> 松尾匡さんの立場はよく知りません(反経済学批判はなぜかよく知ってますが 謎 …

 ハイデッガーとシュペングラー

ハイデッガーの新しい翻訳『ハイデッガー カッセル講演』をパラパラ読む。ここにはハイデッガーのシュペングラー評価が書かれていていたく興味をひきました。最近の僕の関心は一貫して文化相対主義を批判的にみること、というものです。特に経済思想史的文脈…

 消えたゴールデンなんとか

『週刊ダイヤモンド』立ち読み。今年の経済書投票結果読む。不正確な記憶ですまそだが 望月衛さん、『ヤバい経済学』1位おめでとうございます。しかも訳者インタビューつき。 安達誠司さん、『脱デフレの歴史分析』11位おめでとうございます。 飯田泰之さん…

 犬神家の一族(2006)

近所のシネコンで深夜上映。初日、入りはまあまあ多し。 最後の石坂金田一のしぐさは、金田一ファンへの感謝と別れの挨拶か? ジーンときた。評価 ☆☆☆ というわけで作ってみました。 映画版:犬神家の一族新旧勝敗表参考 http://www7.ocn.ne.jp/~yokomizo/ha…

 バブルへGO!! はネタ的に日本を救えるかw

ここ数週間、シネコンや映画館に行かれた方で下の映画の予告編をみた方も多いでしょう。http://www.go-bubble.com/ 広末と阿部寛がバブル崩壊を救くうためにタイムトラベルを敢行。これはリフレ派的ムービーの誕生だ! と血沸き肉踊る展開ですwww 仮に「…

 いま、旅に逝ってきますw

ほぼ毎年恒例? 原稿カキコの旅にしばらく出ます。安心した? 共著者の皆様 爆 コメント欄は帰還後まで閉鎖。もし田中になにかいいたいことある人はmixiでメールくれろ。Elleの遺跡は門番がほかに三人もいるので機動継続。 やっぱ、いろいろ言いたいこともあ…

 大竹文雄さんのおススメの前に以下読んでおくのはどうですか?

しばしネット世界よ、さらば。と思ってうっかり巡回先のfinalventさんのブックマークみたのが運の尽き、ってかw http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/2006/12/post_0743.htmlより IS-LMモデルや成長経済モデルの常識の前に、日本でここ10数年身につけた…

 強毒性新型インフルエンザの脅威&新刊予定ほか

隣の解体音でまた起きる。風邪気味。数日前にインフルエンザの予防接種。新型にはどうせ効かないからうけないとかわけわからないこという人もぜひうけておいたほうがいいと思う。というわけで以下は献本してもらったもの。 強毒性新型インフルエンザの脅威作…

 本間さん、「愛人」もぜひ市場化テストを

苺経済板より<955: 名無しさんの冒険 2006/12/14(Thu) 19:09 本間税調会長を狂わせたオンナの正体 http://gendai.net/?m=view&c=010&no=18677 超豪華官舎で愛人(55)との同棲が発覚した政府税調の本間正明会長(62= 阪大教授)がきのう13日、冷や汗タラタラ釈…

 グレート・インフルエンザの経済学、とかコロニー落しとか

リチャード・ポズナーの最近作は渾身のガンダムもの 表紙はサイド13のコロニー落し(のわけないってw)Catastrophe: Risk and Response作者: Richard A. Posner出版社/メーカー: Oxford University Press発売日: 2005/12/08メディア: ペーパーバックこの…