山田雄三研究の一貫で、アドルフ・ロウAdolph Loweの『経済学の知識』を読む予定。まだ読んでない。ロウのことはほとんど知らないので以下にメモ。
まず以下のサイトとその翻訳が便利
https://www.hetwebsite.net/het/profiles/lowe.htm
https://cruel.org/econthought/profiles/lowe.html
「ロウの「道具的分析」は、構造変化に伴う扱いにくさを避ける方法として、経済政策を扱うときに既存の行動パターンと経済分析の両方を組み合わせるような経済学を考えて見ようと提案する。ロウの見方では、行動は内生的だ――経済構造にも経済政策にも。 あらゆる経済分析や経済対応策は、特定種類の行動を前提にしたものなので、経済政策は最終的には行動的なしつらえを「設定」しつつ、その行動が意味する「適切」な理論を使うという二重の作業に取り組む必要があるのだ。」
代表作の『経済学と知識』は翻訳がある。いまはほとんど言及されることはないが、山田雄三は本書を重視していた。山田の計量経済学的な志向とロウのルーカス批判の先駆的ともなる(それを超えると先のまとめには指摘されているが)思考がシンクロしたのだろうか。

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最近の研究論文
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/09672567.2022.2058046