頂きもの。スティグリッツがノーベル賞講演で言及した情報の非対称性の政治過程論というのは興味深い。もちろんスティグリッツの近年の啓蒙的な著作に反映されているIMFなど国際機関の意思決定過程の非民主化もその根っこにはこの情報の非対称性があるんでしょう。第一章で参照されている曽我謙吾『ゲームとしての官僚制』も読まないといけないかも。
- 作者: 河野勝,清野一治,藪下史郎
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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