2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
名著『ラーメンでわかる投資理論』(ダイヤモンド社)の著者の新作。題名が長いので著者の名前に気がつくのが遅かった=気がつけばすぐに読んだのに。内容はいま流行りの行動経済学をネタに面白おかしくいろんなことを説明した本。ラーメンの方はテキストで…
まずはワンダーウーマン事典w。増田イズムの補完計画用w Wonder Woman: The complete History作者: Les Daniels出版社/メーカー: Chronicle Books発売日: 2004/04/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る 『妄想少女オタク系』……お…
簡単にチェックしましたが一番人気のあった本は、経済関係でもマンガでもなく以下のものが断トツでした。 表現のための実践ロイヤル英作文法 問題演習作者: 綿貫陽,マーク・ピーターセン,池上博出版社/メーカー: 旺文社発売日: 2007/10/19メディア: 単行本購…
わりと近所なシネコンで深夜。 ボーン第三作。1,2作の謎のほとんどが解ける(残されたのはニッキーとの関係だけか? これだけで次回作はさすがにできないだろうけどw)。三部作どれもすべて傑作。あっという間に終わってしまいドライな非情さもいい。 ボ…
三輪本の予告編の記事は本体がでてから読もうと思っててスルーしてましたが、すなふきんさんのブログの記事を読んで三輪本に懸念があるんですが、http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20071226/1198668287 ここですなふきんさんが引用しているのは三輪先生が…
山形さんと渡辺氏との対談を読んでダイオキシンや遺伝子組み換え食品、地球温暖化の「世間知」への論駁がためになった。170頁で世界の経済格差がどんどんひろがっていると主張する人たちが公式データをみないで自分の感覚だけで語っていると指摘している…
http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/wordpress0/index.php?p=769 「福田ノミクス」っていったい 笑。日銀総裁人事を通じての政治ゲームがやはりどうみても重要なので、中川氏がここで総裁人事問題を公な議論の場に持ち出したのは好感できますね。
知人のオオガラスさんから教えていただく。『月刊現代』2月号での高橋洋一内閣参事官の「これが「埋蔵金」の真相だ」は読みどころ満載で必読ですね。要点を少し列挙すると 1 財革研の中間報告vs清和会の政策文書 →派閥の政策提言が「霞ヶ関」を利用した財革…
江戸東京たてもの園の展示で台所風景の紹介として見たので、そういえばまだ購入してなかったなあ、とアマゾンをみるとなんと品切れ。古本でゲット。筑摩文庫のこの手の風俗ものはあるうちにちゃんと入手しておかないと後々研究で不都合になるから用心しない…
boxmanさんが「田中さんにはいいでしょ」とアドバイスというか煽りwでおススメいただいた分厚いアンソロジー。ええ、確かにこれオレ向きでした。笑。あいかわらずベン・バーナンキと田中の遠縁にあたるベン・田中も活躍するコミックも掲載されているし、梶…
boxmanさんにお勧めいただき購入。これは豪華だなあ。製作の現場=工場 の風景写真がいい。先の『俺たちのガンダム・ビジネス』と対にして参照できそう。 ジー・ピー―ガンダムプロダクツ。1979-2001 (エンターブレインムック―ジー・ツー・オーブックス)出版…
これは力作。8月下旬からの取材でよくこれだけ多様な観点をまとめたなあ、とその職人さん的本作りに感銘。boxman(小田切博)さんのアメリカでの規制に関する「通念」への批判、中野晴行さんの日本のアニメなどの輸出への厳しい評価(JETROの数字みたら売れ…
いつもは在庫しているお店三軒目でようやくゲット。意外と売れてるのでは? 作品案内で引用されてるコミックのせりふ(「わかってるの?」「抱くよ」など)に(たぶん笑うところではないようなところで)ぷっと吹出すものが多い。椎名ゆかり「アメリカでのBL…
現時点で田中が実証も含めて中国の方(司法通訳経験者)と共同研究をすすめているものがこの話題に関連したもの。それだけにこの特集は外せない。 季刊 労働法 2008年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 労働開発研究会発売日: 2007/12/15メディア: 雑誌この商…
「だとしても、労働力=人的資本は社会的セーフティーネットなしにはうまく機能せず、そしてセーフティーネットの中核には、国家機構が存在している。それは否定しようのない事実です」(263-4) この認識を共有している昔ながらの表現でいえば「近代経済学…
Jodi Picoultの原作。この人の特徴なのかもしれないけれども親族や身近な人たちとの抜き差しならぬ対立(本作では戦争に発展)が描かれている。ワンダーウーマンは前シリーズの方が魅力的に描かれている。たぶん14−5頁(通し番号ないので不明)の拳銃の弾…
稲葉さんが絶賛の『大奥』、川原さんのおススメ『ユリイカ BL特集』(近所に買いにいったが品切れ)、それらの世間の流れに?おされて 立ち読み段階では毎回加齢にスルーしてたこの作品を読む。 『大奥』より個人的にはこちらのほうがよろしいと思います。こ…
あー、氏んだかと思った。 さて、少女マンガといえば完全に日常の関心外で、子供のときに読んでた場所は病院と美容院の二箇所。本屋では立ち読みもしていない。病院に置いてあったのがザ・少女マンガ誌であれば、近所の親戚の美容院で読んでたのが女性誌に掲…
珍しく立ち読みですます。最近コミック関係買いすぎなため。山形さんの論説は、来年早々にでる予定のショットのポル・ポト伝に関連して、本多勝一の二元論的(北ベトナム=社会主義すばらしいvs資本主義=悪の帝国)思想を容赦なく批判するものとなっています…
yyasudaさんのブログを拝見していて、「また、経済学説史ではその貢献の大きさに見合った評価があまりなされていない(ように私には思われる)クールノーやノイマンの貢献が」という一文があったので、ちょっと最近のクールノーとノイマン研究を見てみたいと…
小田中さんも最近読まれたとか奇遇ですね。僕は自分の研究のマイナーな論点潰しの一環として一昨日この岩波文庫版を買ってさきほど読みました。山泉進氏の解説や校注がすぐれていて教えられるとこと多々です。山泉氏の解説でも参照されている『初期社会主義…
ネットでも各所で感想がでている経済理論史研究会。http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20071223/1198421172http://d.hatena.ne.jp/contractio/20071222/p1 ところでコメンテーターの江頭さんのコメントで引用されてた論文が気になったので調べたらネットでと…
聖なる夜に買った本w テレビ霊能者を斬る メディアとスピリチュアルの蜜月 (ソフトバンク新書)作者: 小池靖出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2007/12/15メディア: 新書 クリック: 37回この商品を含むブログ (15件) を見る 個人的にスピ…
予約していた日本国民の多数に、アマゾンから今日あたり届いたと思うのが下のこれ。大人のサンタさんもオツなことするねえ〜笑 ちなみに正月に発売される某誌での「田中秀臣賞」では第4位でした 笑) リア・ディゾン2008年度版カレンダー ([カレンダー])作…
その暗黒闘気はあまねく2007年の経済学論壇を覆い、ついにはジュダイの騎士もダークフォースの騎士もなにがなんだかわからなくなり、暗黒卿のにんまり笑顔だけが頂点を極めル。 何かいてるんだからわかる人にはいまわかるが、ほとんどの人には月曜の書店…
書評読書。後者の書評なのでその感想はまた今度。前者は煉獄篇ともいうべきオランダ行きをはさんで、人間の性のしんどさを描くのに成功している。ボランティアの形式か営利的な形式かというセックスのサービスの提供と日本のいまの法規制の関連を考えたりす…
『大奥』は面白い。『嘘喰い』は第5巻の緊張感が、第6巻になるといくつかの並行するエピソードでばらばらに寸断。 大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2007/12/20メディア: コミック購入: 7人 クリック: 11…
毎年恒例の経済・経営書ベスト。すでにコメント欄にありますように高橋洋一さんの『財投改革の経済学』が第一位。ほかは中村さんのエントリー http://chronicle.air-nifty.com/historical_amnesia/2007/12/122915_4fff.html をご覧下さい。同誌のインタビュ…
竹内一郎氏の『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』を読んだときに、まだマンガ評論自体それほど読んでいなかったにもかかわらず、その程度でも先行研究への参照が無いことと、中身の凡庸さが気になり旧ブログに書いたことがありました。確かこの竹内氏の本…
うっかり気がつかないでいたけれども面白い。NHKのプロジェクトXのナレーションが聞こえてくる 笑。 俺たちのガンダム・ビジネス作者: 松本悟,仲吉昭治出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2007/10メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブ…