2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
モリソンという人はバットマンシリーズをその起源(バットマンの父親の歴史も含めて)から大胆に再構成し、それを現代の読者に一望できる「神話」体系として提示している。映画でのバットマンシリーズ(『ダークナイト』など)と並ぶ、バットマンの暗黒神話…
デフレ脱却国民会議公開シンポジウム 6/28(木)15-17時 @衆議院第一議員会館1F多目的ホール 基調講演:中原伸之(元日銀審議委員)、浅田統一郎(中央大学教授) パネルディスカッション:小沢鋭仁(元環境大臣)、中川秀直(元自民党幹事長)、山本幸三…
古谷ツネヒラさんの『韓流、テレビ、ステマした』(青土社)発刊を記念して、荻窪ベルベットサンにてトークイベントをします! 古谷ツネヒラさん、田中秀臣、sayaさん出演。「韓流好きなのは罪ですか?−ゼロ年代以降の保守論壇を考える」(仮題)。 7月8日(…
あああ、だからいわないこっちゃない。ちゃんとした人が監修しないとダメ。仲俣汐里さんの『AKB48でもわかる経済教科書』。なぜ日本はデフレかの答えが、消費飽和説と将来不安説。両方ともゼロ点。しかも他方で、20兆ぐらい日本銀行がマネーを刷ればいいとも…
今日発売の『AERA』の特集記事「他人のおにぎりが食べられない」でまとめのコメントをしました。以前、『不謹慎な経済学』で書いた人間関係が希薄化したのは、みんなが選んだ結果、という観点を軸にして、考察したものです。これに『AKB48の経済学』の文化経…
この半年の間でかかわった仕事のうち、ネットの動画などで見れるものを収集してみました。入門にふさわしいのには★を、応用には●をつけました。ご参考ください。1月7日:上念司&田中秀臣in Naked Loft 上念塾セミナー http://www.ustream.tv/recorded/19596…
昨日は、TBSラジオのDigにいき、現下の政局の焦点である税と社会保障の一体改革をめぐる民主党と自民党との修正協議の焦点について、スタジオで話してきました。カンニング竹山さんと外山惠里さんのパーソナリティで、かなり突っ込んで、「景気回復まってる…
AKB48にはまる愉楽や前田敦子卒業についてコメントしました。
現代的なテーマと経済思想史研究との関連を追い求めた論文を収録した、東日本大震災以降の日本や世界の状況を意識したユニークな教科書。経済思想史研究者が、政策を意識したものとしては、10年以上前に出たこれも素晴らしい論文集だった『経済政策思想史』…
Rosscaというのは「回転貯蓄信用組合」のことで、本論文の定義では、「各期ごとに一定量の財貨(頼母子講の場合には「掛け金」と呼ばれる)が各メンバーから集められ、集められた財貨はすべて(「講金」)が、定められた順番に基づいて一人のメンバーに与え…
カラー写真ででかでかと。すごいw
6月6日の夜放送。かなり長く話してます。
ヒップでホップな経済トークライブ。なぜか深刻な話題で、過激なのに、笑いが絶えない。不可思議きわまる不謹慎な経済時事放談です! 上念さんの二日連続トークライブの第二日目に登板させていただけます。お楽しみに!7月10日(火曜)夜! Naked Loft(新宿…
先週末から、ユーロやドルに対する円高の進行をうけて政府と日本銀行が為替介入をするのではないかというニュースが続けて報道されている。しかしこの種の為替介入は、日本銀行の金融緩和を伴うものでないかぎり効果は事実上ない。 片岡剛士さんの新著『円の…
AKB現象を不況との関連についてコメントしました
しばしば日本の企業の「優秀性」とか「これからどの企業が生き残るか」などと取材や対談などをうける機会が最近増えてきた。日本の企業の問題について考えるうえで、本書は基礎的な見方を提示しているといえる。特に最終章の組織内のコミュニケーションの問…
NHK総合で6月2日(土曜日)午後6時10分から42分の「海外ネットワーク」の中の特集で、アメリカの死刑制度について放送されます。日本でも裁判員制度が導入され、市民がシビアな現実と選択に直面する機会も増えました。ぜひ今後の議論に活かすためにも参考に…
関東大震災に直面した当時の日本を代表する経済学者福田徳三の震災調査(主に失職調査)を、今日の東日本大震災をうけて復刻し、福田徳三の関心をもつ研究者と震災対策についての簡単な提言を付したもの。関西の大学の出版会で出されたのであまり目にしない…