2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

トークイベント「田中秀臣経済学ぼっち語り「アベノミクス特モリでお願いします」in荻窪ベルベットサン」

ぼっち語り第三回目なのに、毎回、ゲスト(美女枠)と話すというイベントです(sベルサンでの主催イベントは昨日で通算57回目でした)。トークイベント自体を最近、主催する時間的余裕を失ってまして、このままではヤバいwと思い、、先週の後半になって荻窪…

「誰でもわかる仮想通貨のきほん」田中秀臣、八木ひなた、田原彩香in Schoo

昨日はネット授業番組Schooで「誰でもわかる仮想通貨のきほん」として出演してきました。アイドルで仮想通貨女子高校生の八木ひなたさんとおなじみの田原彩香さんの三人でお届けしました。 まず帰宅して、はっとしたのは、「そうか初めて21世紀生まれの人と…

予想物価上昇率とYCC(イールドカーブコントロール)

ネット匿名さんのリフレ批判にはもう見るべきものはない、というのが私見です。例えば「YCC(イールドカーブコントロール)導入の後にむしろ予想物価上昇率は低下した」というのもその種のヘンテコな意見です。もちろんこのYCC導入直後に、ぼくは『ニューズ…

岩田規久男前日本銀行副総裁の真意を日本経済新聞の記事はより正確に伝えた方がいい

日本経済新聞の岩田規久男前日本銀行副総裁の記事が話題だ。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO28642670X20C18A3EE8000/ 日本経済新聞のネットの見出しでは、「緩和推進「単純すぎた」 岩田・前日銀副総裁 物価2%目標実現できず」とあり、見出しだけ…

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」3月27日火曜コメンテーター出演:佐川氏証人喚問の論点、北朝鮮外交攻勢と日本の対応は大丈夫か?など

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」今回もお聴きいただき感謝します。佐川氏国会証人喚問やまた財務省の曲者ぶり、そして北朝鮮の対中対米での外交攻勢と日本の対応など話しました。 証人喚問が行われる直前の放送でしたが、以下の点を特に指摘しました。 …

論説「「平成政治史に残る大誤解」父親譲り、小泉進次郎のトンデモ持論」by田中秀臣in iRONNA

安倍政権が財務省の文書改ざん問題で世論の支持率を失う中で、ポスト安倍を狙う野心をもった政治家たちがしきりに、政権を背後から撃っています 笑。個人的にはポスト安倍には経済政策でアベノミクスを少なくとも継承、できれば発展させてほしいのですが、い…

お勉強メモ:脱商品化、アマルティア・セン批判など

自分のためだけのお勉強メモ。 脱商品化と福祉国家。社会政策の専門家ではないので、「脱商品化」という概念にはなれないものがあるのだが、以下の山森亮氏の論説の要旨を読むと、特にわかりにくい話でもなく、いままで福田徳三の論説やその現代的な適用、リ…

テキスト版「仮想通貨は“壮大な社会実験”である。 コインチェック、アルトコイン、ベーシックインカム…いま、知っておきたい経済のこと(田中秀臣&田原彩香) - PENCIL by Schoo

schooの番組をテキスト化したものに加筆修正を加えました。 個人的にいま最も関心のあるのが、リフレ、ベーシックインカム、仮想通貨です。これらについてヒントを得たい人のために丁寧に話しています。ぜひご一読ください。 仮想通貨は“壮大な社会実験”であ…

日本はなぜ長期停滞にはまったかを初歩レベルで解説とリフレ政策の基本

某媒体にかなり前に寄稿したものの草稿。 日本の20年にも及ぶ長期停滞はなぜ生じたのだろうか。そして長期停滞から脱出するためにはどうしたらいいだろうか。この難問をきわめて単純な比喩で説明したのが、ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン(プ…

若田部昌澄の人と仕事

この草稿は、石橋湛山賞を若田部昌澄さんが受賞したのを機会に『自由思想』という雑誌に書いたものです。以前、その一部をブログでも掲載しましたが、今回は日銀副総裁就任を機会にして、草稿全文を掲載します。これ以後の評価については人柄への信頼は変わ…

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」3月20日火曜コメンテーター出演:日本銀行の政策、地下鉄サリン事件から23年、財務省文書改ざん問題など

本日も「おはよう寺ちゃん活動中」をお聴きいただきありがとうございました! 寺島さんとふたりで、今週も多様な話題を解説していきました。特に今日は地下鉄サリン事件から23年ということで、事件の風化をとても心配しています。この地下鉄サリン事件を含む…

論説「崖っぷち安倍政権 「増税教」が浮かれる退陣後の最悪シナリオ」by田中秀臣 in iRONNA

毎週連載の最新論説です。 リフレ政策を推進している安倍政権に代わる政治勢力、政治家がほぼ皆無な中、現在の森友学園問題が最悪のシナリオ(政権にとってではなくリフレ政策という観点から)になった場合にどんなことが起きるのか、をテーマに書きました。…

読売新聞3月17日朝刊に若田部昌澄日銀新副総裁について一言コメント

若田部昌澄さんが日銀副総裁になる人事案が、昨日可決されました。 おめでとうという安易な言葉よりもこれから五年間、重責をになう大変な仕事だと思います。ぜひできるだけのご努力をお願いします。

高知医師会の方々への講演「生と死の経済学:医療のマクロ経済学を考える」

おは寺ちゃんのあとに、高知にとび、そこでお医者さんやスタッフさんたちの前で、掲題について講演しました。 特に「マクロ社会政策」という観点から、マクロ経済政策をきちんとやらないと自殺者が増えるということを話しました。 以下の図式が中心です。 と…

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」3月13日火曜コメンテーター出演:財務省文書書き換え問題など

今週は以下の話題を話しました。 ○森友文書15ページ分削除○財務省失墜 改革遅れ懸念○河野大臣韓国大使と会談○日米首脳会談○内閣支持率6ポイント下落○「フリーおっぱい」16歳女子高生書類送検 やはり手のひら返しのメディアや識者や言論人の態度が最近は目に…

論説「「佐川忖度」の闇、財務省にとって安倍退陣は最高のシナリオである 」by田中秀臣 in iRONNA

毎週の連載です。今回も森友学園関係の文書書き換え問題です。 正直、知的にはつまらない問題ですし、事実ははっきりしているのに「安倍嫌い」「疑惑だけ抱いてる安易な態度」をもつ人が多く、こじれている問題ともいえます。 ironna.jp

八重洲イブニングラボ講演会『 最強の識者二人に聞く、結局どうなる日本経済!! 』(上念司、安達誠司、田中秀臣)

八重洲イブニングラボでの講演会でした。 司会役の上念司さん、安達誠司さんとお送りしましたが、講演会は大きめな会場なのに満員の盛況でした。アイドルみたいでした(嘘。 話の内容は実はこれを書いているのがかなり後日で記憶に残っている最大のものは、…

ガイ・スタンディング『ベーシックインカムへの道』(池村千秋訳、プレジデント社)

世界にベーシックインカムを広める実践的な活動をしているBIEN(ベーシックインカム地球ネットワーク)の共同創設者&共同名誉理事の経済学者、ガイ・スタンディングのベーシックインカムの基本的な啓蒙書。巻末にはベーシックインカムを試験的に導入すると…

経済を見る眼を養う実力アップに最適!:『レヴィット ミクロ経済学』発展編(安田洋祐監訳 高遠裕子訳 東洋経済新報社)

経済学の本格的な力を養うことのできる定番テキストとして、このレヴィットたちの『レヴィット ミクロ経済学』基礎&発展編は超お勧めである。 特に今回の発展編は、現実経済をより直接的に検討するさまざまなツールを理解し、使いこなす上での必修の項目が…

論説「森友文書「書き換え」 安倍退陣で勢いづく朝日新聞の責任」by田中秀臣in iRONNA

毎週連載の論説です。 ironna.jp

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」3月6日火曜コメンテーター出演:裁量労働制・森友学園文書書き換え問題など

今週の文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」、寺島さんとお送りしました。お聴きいただきありがとうございます! 森友文書書き換え問題、裁量労働制、北朝鮮・韓国問題などを中心に話しました。 その他の話題は以下でした。 ○辻一弘さん米アカデミー賞○金正恩…

張武静・樋口裕子『雪花』(NHK出版)

中国語のテキストの形式をとっているが、中国の文革期を経験したひとりの女性の回顧録になっている。 この本を見つけたのはつい数日前で、とても驚いた。出版は半年以上前だがまったく気が付かなかったが、この感動的な小品をぜひ多くの人に読んでほしい。 …

日本銀行の基調的なインフレ率メモ(2018年2月)

日本銀行の基調的なインフレ率を表す統計の最新版 基調的なインフレ率を捕捉するための指標 http://twme.jp/boj/02lN 図表抜粋

高原 正之氏の毎月勤労統計12月速報のツイート(抜粋)

記録のために引用させていただきます。存じ上げない方だったのですが、便利な内容で助かります。

「仮想通貨バブルの崩壊と世界的ベーシックインカム -話題の〇〇で理解する、わかりやすい経済のはなし」田中秀臣&田原彩香in Schoo

ネット配信の教育番組schooにここ数か月毎月出演していますが、今日は田原彩香さんの誕生日当日ということで、気が付かれないようにささやかなプレゼントを持参してスタジオ入りしました 笑。 スクーの講義の面白いのはリアルタイムでの視聴者とのやりとりで…