2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「現実をネタにはするけど問題を解決するのにはまったく関心がない」といいながらテレビや雑誌に出る経済学者(若手、一流) 「言い方が気にくわないのでリフレをやめました」 部署が変わったのでリフレをやめました(官僚系) 支持する政党がリフレに批判的…
英語と16ヶ国語の放送ですw。 以下のホームページから土曜の放送から1週間ほど聴くことができます。ともかくいまローカルアイドルの取材が爆発的に増えてます。その最前線についての取材とコメント協力です。 御期待ください! http://www3.nhk.or.jp/nhkwo…
2002年に出版した『日本型サラリーマンは復活する』。いまは電子書籍で利用できますが、とても詳しい書評を最近二件頂戴しましたので紹介させてください。10年以上前とはいえ、いまもほとんど変更ありません。同じ考えをずっと持っています。http://book.aka…
Twitterで「おススメのアイドルは?」という質問に答えて何組ものアイドルを教えていただきました! ここに記録代わりにメモ。 トップバッターは今年、デビュー10周年を迎える現時点のローカルアイドルの頂点でもあり、日本のアイドルの中でも経験値の高さで…
中国経済の本格的な減速や“金融危機”の懸念が話題になってきている。すでに中国経済については「中所得国の罠」に嵌っている可能性がしばしば指摘されてきた。最近でも関志雄氏の『中国 二つの罠』はその可能性と対処すべき問題を論じた本であった。関氏はそ…
6月19日の政策決定の後の記者会見で、日経の記者とバーナンキ議長のやりとり。日本の金融政策と国債市場などの最近のボラティリティについての、議長の見解を質す内容。http://www.federalreserve.gov/mediacenter/files/FOMCpresconf20130619.pdf (これの…
今週の月曜日は、くにまるジャパンで拙著『日本経済復活が引き起こすAKB48の終焉』の話題を中心にお話ししました。番組HP http://www.joqr.co.jp/japan/2013/06/akb.html日本経済復活が引き起こすAKB48の終焉作者: 田中秀臣出版社/メーカー: 主婦の友社発売…
最近、最も刺激を受けた本のひとつ。特に第二章の黒田喜夫、第4章の川田絢音の詩と自身の体験を扱った章はすばらしい。ただ最後の井坂洋子の詩を扱ったところで大きく減速。 詩はいまだ体験しえない時間を先取りしてあるときは実感させてもくれるし、またほ…
最近、嵌って読んだのが、下のエントリーにも書いた渡邊十絲子『今を生きるための現代詩』とこの三浦さんの著作である。一回、討論番組で同席したのがきっかけで、いつか著作を読んでみたいと思っていた。厳しい環境(監視国家、民族淘汰、テロリズム、戦争…
ブラード・セントルイス連銀総裁が、FOMCの出口戦略をめぐる声明やバーナンキ総裁の発言について異論を表明している。 http://www.stlouisfed.org/newsroom/displayNews.cfm?article=1829 要旨は、状況読んで判断すべきで、中銀の政策はカレンダーで決められ…
上念さんの新作です。先の著作(「アベノミクス亡国論」のウソ )がトンデモ経済論を斬新な切り口で批判したもので大変面白かったです。今回の著作は、デフレ脱却過程とその後の日本経済と世界経済を扱ったものになっています。前半の日本の金融緩和の分析を…
アベノミクス「三本の矢」は事実上、「1.5本の矢」にしかすぎない。大胆な金融緩和こそがアベノミクスの中心であり、また現在の日本経済の期待が向かう先をコントロールしているものである。本書のメッセージはほぼこれに集約される。そして0.5本と評価され…
というテーマです。基準は単純。しっかりとしたロジックと事実との照合、そしてわかりやすさです。単にわかりやすいだけではなく知的刺激を得て、次のステップへいける本を選びました。 まずアベノミクス本三本の矢は以下の三冊片岡剛士『アベノミクスのゆく…
単に言葉の印象だけだが、「円高」は「高い」から「いい」とか、「円安」は「安い」から「悪い」とか、そんな素人だましに等しい印象論のメディアの記事が多い。それと同じで貿易赤字が、まるで家庭の「赤字」のように「悪」扱いである。そもそも家庭レベル…
神宮球場になんとか駆けつけ応援できました。7回から見ましたが、最後はちょっとドキドキしましたが、初優勝の栄冠を目撃することができてとても嬉しい体験です。この大学で教えてきてよかったなあ、と思える瞬間でした。元ゼミ生でいまは会社員の野球部OB…
最近の株価の乱高下、為替レートの円高方向へのぶれは、何によるものか? いまだ日本経済の実体面では改善がすすむ一方で、なぜこのように金融面での乱調が続くのだろうか? そしてそれは本当に「調整過程」で終るのだろうか? 私は現時点でアベノミクスのい…
これも6月12日にTwitterに書いたものを修正の上掲載。 産経新聞(産経新聞だけではなく実に多くの新聞やテレビなどに散見される見解であり、特定紙を批判しているのではない。むしろ産経は、田村秀男さんが書くときは素晴らしい記事が多い。念為)のヤフーニ…
TPPの経済的成果を具体的なデータや経済学の則った議論で解説した見通しのいい本です。ともかくTPPは、反市場バイアスや政治的な思惑などで、非常に議論しづらい環境になっていて、特に素人議論(思い込みと断定)の温床ともなっています。原田さんたちのこ…
一昨日くらいから断続的にTwitterで書いたものを列挙しました。「黒田総裁の信頼性崩壊」BY LARS CHRISTENSEN http://dlvr.it/3WDfKvを読んで。 クリステンセンの指摘は、今回の株価の乱高下を、クルーグマンがそもそも指摘したリフレ・レジームの動揺に求め…
以下はtwitterの記述をつなげたものに微修正を加えたもの 僕は、高橋是清をあんまり評価していない。当時の「リフレ派」高橋亀吉や石橋湛山も結局はそうだったのではないか。特に石橋湛山の高橋是清財政評価は時に苛烈な批判に通じている。ところでその苛烈…
日銀の政策決定会合をうけて上記番組で電話でコメントしました。要点は、1 日銀の今回の「金融緩和の継続」は支持する。国債の低金利をインフレ(期待)が上昇しても維持できると思っている人たちがいると思うが端的にそれは誤解。まず日銀は繰り返し熱意を…
献本頂戴しました。どうもありがとうございます。実はこの種の業界マップは大好きです 笑。いろいろ工夫されているし、ほとんどカラーなので見やすいですからね。冒頭の特集「日本企業は韓国、中国など新興国企業に負けたのか?」も比較優位(とは表現されて…
1週間ほど前になりますが、上記媒体でコメントしました。記事自体は山口、福岡、熊本などのローカルアイドルを扱っていて面白いですね。また消滅したアイドルも記載されています。これから新陳代謝はより加速するのではないでしょうか? 今年の後半から来年…
今日の午後8時台後半に上記番組で、アベノミクスの今後の論点について話す予定です。よろしく御聴取お願いいたします。 番組HP http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/
石橋湛山は1931年、1932年の二段階のレジーム転換後にどんなことを言ったのか。いまの日本経済を考える上でも重要だと思います。1932年11月以降から2・26事件が起きる前までに焦点をあてて、断続的に彼の発言を引用してみます。最初は1932年12月から1月に…
6月5日発売の『エン・スパ』2013年夏号で、道端カレンさんとカラー4頁にもわたる対談をさせていただきました! 「道端カレンが経済に夢中な理由」と題して、カレンさんが経済問題に目覚めて、経済の本をどんどん読み、それをするどい書評としてブログにアッ…
リンク先 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36011 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36013 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36017
新刊です。勝間さんとアベノミクス、これからのデフレ脱却過程における経済の状況、文化(ももいろクローバーZの経済学など)、そしていま注目を集めている株式市場における予測の役割などを縦横無尽に語り合いました。話題盛りだくさんでワンコイン! 価格…
アベノミクス本三本の矢の最後の一冊は、最も早くでたものでした。高橋さんの相変わらずのするどい指摘がうなりをあげて書かれています。本書はアベノミクス(特にリフレ政策)に対する反対勢力の政治的・経済的な利権が指摘されていて興味深いです。 例えば…
本日発売の『週刊現代』のアンケートにコメント寄せました。よろしくです!