2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ふぇえ、驚いた

昨日、天気がよかったので高橋是清邸が見たくなったので小金井までドライブ。「江戸東京たてもの園」にいきました。高橋是清邸はさておき、ここで展示会があってそれが非常に面白くてここにレポート。移りゆく くらしの歴史 〜いろりからDK(ダイニングキッ…

研究会終わった。年内の仕事収め

ブログをみて参加していただいた方が多くありがたいことでした。ちょっと座っていた席の関係でよく見えず、どなたか全員はわからなかったのですが、ここで改めて参加のお礼を申し上げます。 あ、仕事収まれないか。ゲラ、原稿、資料読み、レポート添削……以下…

三輪本、いきまーす!

おっと、失礼しました(>三輪芳朗先生と全国の先生のファンの皆様)。さきほどまでガンダム関係で打ち合わせをしてまして、ついついノリが残りました。m( )m。 知人のFellow Travelerさんから教えていただいたのですが、個人的に待望していた三輪先生の『政…

スティグリッツの日本のデフレへの対処(おさらい)

なんでも知人に聞いたら最近はスティグリッツが日本のデフレには金融政策が効果が無いといっているという「風聞」がネットで蔓延しているとか。しかしなんというデマなんだろうか。現実の世界ではおよそ通用しないデマだが、まあネットならではの暴論なので…

marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp対策中

ということでちょっと調査中。たぶんコメント欄は「原稿書きの旅」の期間中は閉鎖じゃなくて書き込めるようにしますが、それは今日の未明までお待ちください。トラックバックはどこからでもスパム以外は大丈夫です。しかしコメントも許可制にするとつまんな…

労働政策研究・研修機構は存続へ

あらら、しかも雇用能力・開発機構まで最後っ屁(失礼!)で逃げ切りか。これはある意味で面白い。政府原案では両方を統合するという案も読んだんですが。仮に統合すると「米は文化だ」の人たちが今後どう意見が変化するかすこし注目したいものです。 http:/…

現状維持だよ、全員集合

水野さんの頑張りで、将来『金利現状維持との闘いーわれはいかにして利上げを貫徹したか』という本の登場を期待したんですがね。まあ、水野さんの方向転換、それだけしか話題のない日本銀行の無様な政策の帰結です。現状維持がいまの日本銀行では「最善」で…

コメントかけます

とりあえずかけるようにしました。

『経済政策形成の研究』合評会のお知らせ

都合で途中出席(遅刻 笑)して質問しても、その質問自体が出席者に価値をもてばノープロブレム。こんなこと書くまでもなく多くの人には常識でしょうけれどもネットにいるとなにが常識だかわからなくなります 笑。 経済理論史研究会(12月22日)のお知らせ 以…

ニルス・プラネル『僕が猪瀬事務所で見たニッポン大転換』

へ〜面白そうだなあ。年末になるといろんなものがどかどかでますね。 僕が猪瀬事務所で見たニッポン大転換作者: ニルスプラネル,橘明美出版社/メーカー: 草思社発売日: 2007/12/20メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る

山形浩生ほか『暴走する「地球温暖化」論―洗脳・煽動・歪曲の数々』

これも面白そう。後で買いにいこう。 暴走する「地球温暖化」論―洗脳・煽動・歪曲の数々作者: 武田邦彦,池田清彦,渡辺正,薬師院仁志,山形浩生,伊藤公紀,岩瀬正則出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/12/12メディア: 単行本 クリック: 211回この商品を含む…

『2007-2008 マンガ論争勃発』

boxmanさん登場。これも後で買いにいこう。しかし増田論争ぐらいふれてはどうだろうか? と学会もとりあげたんだし 笑。 2007-2008 マンガ論争勃発作者: 永山薫,昼間たかし出版社/メーカー: マイクロマガジン社発売日: 2007/12/21メディア: 単行本購入: 10人…

ローレンス・レッシグ『CODE VERSION 2.0』

最近、1.0を読み終えたばかりだが、購入予定。僕にとってはアーキティクチャと生存権の関係を考える基礎文献だから。例えば紀田順一郎の『東京の下層社会』を読むと、繁華街や陸軍士官学校がスラム街の生存を規定する物理的環境(アーキティクチャ)を形成し…

田村秀男『円の未来』&『誘拐逃避行』

書評予定の本。円の未来 Yen's Future (光文社ペーパーバックス)作者: 田村秀男出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/11/22メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る

富樫倫太郎『堂島物語』

年末の息抜き。日本がかって金融市場の最先端をいっていたころのお話堂島物語作者: 富樫倫太郎出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2007/12/15メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (6件) を見る その昔、NHKの『マネー革命』で紹介された同…

講義ネタの間違った情報 笑

ところで朝起きたら、まあ、いつもの迷惑なコメンターが書き込んでいて苦笑しましたが。ところで発狂したかと思うようなコメントでしたので削除しましたが、ちょっと面白いというか気になったのは「みな就」での私の授業評価というものです。検索してもぜん…

竹森俊平氏と池田信夫氏

またすごいエントリーですねえ。竹森先生のハイエク論が収録された『経済学名著と現代』を立ち読みしたのですが(そのうち図書館で読みます、ハイ)、そこで竹森先生がハイエクの中での産業政策の肯定的評価をかかれてまして興味を魅かれました。 ハイエクの…

週刊日本の100人(99)[高橋是清]

なかなかネタが尽きない 笑 かのデアゴスティーニ・ジャパンに高橋是清登場。何気に本屋の書棚をみてたら発見。これって意外にお得かも。高橋への肯定的評価(湛山)vs批判・辛口批評派(吉野、城山ら)との対比もいいし、年表は写真の収録もいい。 http://w…

小宮隆太郎先生ネットに登場

「よいお年を」でしめるつもりがなかなか話題は尽きません 笑 小宮先生、お元気でなによりです。econ-economeさんから記事の存在を指摘されていまざっと読みましたが、なかなか面白い内容です。というか岩田先生の『小さな政府を問い直す』を思い出しました…

よいお年を!

講義もあと一日で、ほとんど年内の業務は終了気味です。またいつもの台詞を書きますが(笑)、「しばらく原稿書きの旅に出ます」。たぶん更新は滞ると思います。年来の課題である福田論、村上泰亮論に集中的に取り組んでいくつもりです。一月中旬までは「旅…

 飯田泰之『考える技術としての統計学』

献本いただくどうもありがとうございます。まだ頂いたばかりで読んでおりませんが、周囲の美しい独身女性(26歳)の意見がございますので多少表現を変えて引用させていただきます。 顔(写真)でかすぎ! 考える技術としての統計学 生活・ビジネス・投資に生…

産経新聞論説:日本の株価下落は日本銀行の金融引締めが原因

知人の方から教えていただきました。昨日の産経新聞の田村秀男編集委員による論説です。サブプライムの発信源アメリカよりも日本の方がその衝撃を受けているという事態については、私も以前に週刊誌コメントで“怒って”述べたことがありましたが、田村編集委…

 吾道非邪曠野:一海知義『陸游詩選』

『河上肇の遺墨』という凄まじい業績を刊行されたばかりだというのに、今度は陸游の新しい選集を出されたことには本当に驚きます。僕も漢詩は好きなのですが、一海先生によれば中国語をできないと本当の漢詩の理解はできない、と以前バサっと切り捨てられて…

 俺がつくる「わかる現代経済学」

根井雅弘氏が何人かの人たちと朝日新書から『わかる現代経済学』を出しました。ところでその書かれている方たちを斜め見しながら、僕だったら同じ企画を振られたらどんな面子で編集するかなあ、と思いました。以下は妄想レベルですのでお名前があがった方は…

アイ・アム・レジェンド

近所のシネコンで。観客の入りは最終回にしては多い。 ちまたでは酷評される傾向にあるようだけれども、これって面白いんだけど。少なくとも前半は怖い雰囲気がフルスロットでいいよ。予告編が『スピードレーサー』のせいもあるのか、あいつら速い。笑)

『プラネテス』

いまさら全巻通読。確か最初の方の数回は読んだ記憶あり。しかしこれは僕にはまったくつまらなかった。なんか締まってないというか途中で考えるのやめた、みたいな感じの作風はどうなのか? プラネテス(1) (モーニング KC)作者: 幸村誠出版社/メーカー: 講談…

クリス・ウェア『Quimby the Mouse』

でかい。字と絵が小さい、てか読めない。誰か助けて 笑)。 Quimby the Mouse (Acme Novelty Library)作者: Chris Ware出版社/メーカー: Fantagraphics Books発売日: 2003/07/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る

ワンダー・ウーマンの意外な原作者(ジョディ・ピコー)?

実物見てないからなんともいえないけれども、(増田悦佐本を超えるため?)ヒーローものでただひとつ単行本ベースで読み続けているのが、ワンダー・ウーマン。いましがた気がついたんだけれども、この ジョディピコーは大物の原作者では? 日本でもいくつも…

波頭亮『就活の法則 適職探しと会社選びの10カ条』

献本いただくありがとうございます。新卒市場に関しては数年前から回復しているにもかかわらず、二人に一人が会社選びに失敗したと認識し、さらに三割が早期退職する、また採用側も1000億円以上のコストをかけるにもかかわらず、この状況が改善されない、こ…

 市場原理主義(Market fundamentalism )を探して

同人雑誌みたいな『世界』の目次を見てたら、急に日本の経済学者のかなりの部分が仮想敵国とする市場原理主義Market fundamentalism を考えてみたくなりました。書籍ではこのタイトルそのものズバリはないですね。類似したものだと伊藤元重先生の『市場主義…