2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 『キューティー・ブロンド』

濱田マリリーズ・ウィザースプーン主演の作品。いまさらながら見てみる。なかなかよかった。まさに何も考えないでみれる安心作です。☆☆☆。しかし似てる、あしたまryu

finalvent氏、かく語りき

http://catfrog.net/PHP/gunshi.php?name1=tanakahidetomi&text1=%E9%81%A0%E9%87%8E%E5%87%AA%E5%AD%90 さすがブロガーとしての格調の高さがあるなあ。しかしなぜfinalventさん? http://catfrog.net/PHP/gunshi.php?name1=tanakahidetomi&text1=%E5%A4%AA%…

「青島は断じて領有すべからず」『全集1』大正3年11月15日号「この問題に対する吾輩の立場は明白なり。アジア大陸に領土を拡張すべからず。満州も宜しく早きにおよんでこれを放棄すべし、とはこれ吾輩の宿論なり。更に新たに支那山東省の一角に領土を獲得す…

 大竹文雄・森永卓郎論争メモ書き

旧ブログのメモをより原稿ぽく書き直したもの。 「格差社会」の中心ともいえる若年層の所得格差拡大は、長期不況が原因だということで経済学者の意見がおおよそ一致している。だが格差社会論者の間には微妙な温度差がある。例えば大竹文雄大阪大学教授は長期…

 エードリアン・トミーネ『SLEEPWALK』

梶ピエールさんがカリフォルニアの書店で見つけて教えてくれた『オプティック・ナーヴ(視覚神経)』シリーズの最初の単行本の邦訳。アマゾンでは入手できなかったのでhttp://www.presspop.com/shop/adrian_tomine/at_001.htmlで直接購入。 ITOKさんによると…

社会保険庁不祥事

昨年の暗黒卿(旧ブログの任意の箇所参照)とのやりとり以来、いわゆる「改革が構造化」しているような問題には敬して遠ざかっていましたが、つい一昨日、知人から社会保険庁不祥事についてどう思うのか? と聞かれたこともあり少しこの問題を考えてみました…

蒲焼の匂い:日経公社債情報:「流動性の罠から抜け出した?」

旧ブログ同様、日経公社債情報の蒲焼の匂いです。末吉さん名義の「流動性の罠から抜け出した?」という論説が掲載されています。日本の長期停滞を「流動性の罠」に陥った状況として描写します。デフレ予想と短期金利がゼロ境界下限に達したために、経済を刺…

石橋湛山研究室(mixiネタ)

mixiネタをここでというのもなんですが、偶然、上の「石橋湛山研究室」というコミュニティを朝早く起きてたら運よく管理人を継承できました。ここ毎日、「今日の湛山」というコーナー?をつくって湛山の著作から紹介作業を行ってます。もしここでmixiをおや…

Tyler Cowen関連

hicksianさんの丁寧なご紹介。http://hicksian.cocolog-nifty.com/irregular_economist/2006/05/the_within_vari.html

太田在ブログと遠野凪子ブログの交流はじまる??

(付記)大田在嬢とホリエモンの外部効果について http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20061024#p2(以下は5月29日のエントリー)くっそー(汚い言葉スマソ)、最近のアメコミ関連と移転でめっきり遠野凪子ブログを見にいってなかったらなんと矢野さん…

学生の皆さんのおかげですⅣ

特に参考になるのがやはり中野晴行氏の一連の著作です。『マンガ産業論』もそうなんですが適度な作品論と客観的な経済・市場分析が組合わさっているので本当に講義の資料として助けてもらってます。 中でも上の一連の著作が非常に役に立ちました。経済マニア…

Adrian Tomine祭り準備中

Cowen祭りに加えて秘境my mixi発の祭り準備中。梶ピエールさん情報ご提供。Cowenの方はhicksianさん。昨日、お知らせしたのをいま少しずつ原稿書きの合間に読んでます。さすがに怠ける状況ではないので少し時間がかかりますが (^^;) エードリアン・トミ…

 2007年上半期経済書ベスト10(暫定版)

昨日、松本からの帰りの車中で、うとうと白河夜船だったのですが、そのときに今年の経済書(経営書は抜かす)は本当に面白いのが多いよなあ、とかぼーっと思いました。ま、自分の世界初のバーナンキ本は一応自粛して置いとくとして 笑)、どんなものがいま私…

町田哲生『帝国の形而上学 三木清の歴史哲学』(作品社)

三木清解釈について言語は異なるが(町田氏はポストモダン的)、たぶん考えてることは僕とそんなに違わない予感(特に三木のロゴスとパトスの統一という閉域を明記しているところ)。ただ町田氏の「大東亜」戦争観とそれに伴う京都学派“右派”への厳しい批判…

『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』&『フライトプラン』

専門書を読みながら見るという離れ業?を可能にしてくれる純愛カントリムービー(この形容ちょっとまずいか)。いい映画。 ホアキン・フェニックス, リーズ・ウィザースプーンともに感情移入できる。少ししかでないが子どもたちが可愛い。釣りや湖畔の描写も…

アメコミ論戦感想とITOKさんのご貢献

ITOKさんのコメント欄大杉栄の部分の修正バージョンは以下ITOKさん、お手数かけましてありがとうございました。m( )mhttp://itok.asablo.jp/blog/2006/05/22/375555 http://itok.asablo.jp/blog/2006/05/22/375545 田中の感想。ただの荒らしに化した約お一方…

安達誠司『脱デフレの歴史分析』(藤原書店)

脱デフレの歴史分析―「政策レジーム」転換でたどる近代日本作者: 安達誠司出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2006/05/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 68回この商品を含むブログ (26件) を見る第1部 「レジーム間競争」とは何か?(基本コンセプトとし…

清野一治『ミクロ経済学入門』(日本評論社)

頂きもの。半期の講義が一般化してから授業の構成に非常に気をつかうようになりましたが、本書は半期授業のテキストとして最適だと思います。演習問題には現実の経済問題を意識した設問も多く、コンパクトな分量なのに周到に構成されている印象です。ミクロ…

Daniel M. Wegner のThe Illusion of Conscious Will

<山形さんの感想>Wegener本、読みました。まんまです。世の中、行動に意志は不可欠ではありませんわな。たとえば催眠術にかかった人とか、手足が勝手に動いてしまう人とかいますよね。逆に幻肢のように、意志があっても行動がおきないこともある。したがっ…

Eggertssonの論文

Eggertssonの最新の原稿。簡潔に現代風の「流動性の罠」について解説しています。おススメ。彼の書いた論文はすべて一読の価値あり。http://www.ny.frb.org/research/economists/eggertsson/palgravesub.pdfまた長い論文ですが、「政策レジーム転換」論を最…

Tyler Cowen Creative Destruction

さきほど届く。コーエンの本を何冊かまとめ買い。原稿書きの合間にも読む予定。

早読み東洋経済

来週月曜発売の『週刊東洋経済』で小島寛之さんの『エコロジストのための経済学』を書評いたしました。ここをご覧の方にはどこかで読んだようなものかもしれませんが 笑 お楽しみに。

午前中、おちてましたね。旧ブログから話題が継続してそうなものを順次こちらに移植

 『R25』ブックレビュー 最後の『冬ソナ』論登場

普段、車中心に生きてる僕なのですが、つい最近まで『R25』の存在すら知りませんでした。人気が高いみたいですね。明日は学生の教育実習受け入れ校を表敬訪問するために松本行きますので途中の駅構内をよくチェックしてみたいと思います。 というわけで同…

支倉凍砂『狼と香辛料』メディアワークス

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4840233020/ を半分まで。後者は稲葉さんのおススメ。前者は最近頂き物の新城カズマ『ライトのベル「超」入門』ソフトバンク新書 の前に読んでおこうと思ってペラペラ。冗長。支倉氏の本はペンディングして先に新城カズ…

大塚英志『キャラクター小説の作り方』(講談社)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061496468/

早朝から松本に行ってきました。いい街ですね。はるか北アルプスの峰峰にはまだ積雪が残っていました。市街のちょっとはずれにある旧制松本高校跡や周囲の落ち着いた文教地区はいい雰囲気をもっています。高校訪問は毎回そうですが非常に勉強になります。 行…

後藤氏の公開質問状(の注釈デビュー)

http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/youthjournalism/2006/05/post_3047.html 丸橋賢氏の『退化する若者たち』(PHP新書)への公開質問状の注に僕の発言と若田部さんの本が参照されてたのでとりあえずメモしておきます。この本は読んでないなあ。

バーナンキの反省と「なんちゃって夕食会」

CNBCのマリア・バルティモロ氏にうっかりバーナンキが口を滑らせた件について。 http://news.yahoo.com/s/nm/20060523/pl_nm/economy_bernanke_dc_3(ロイター)いま、これをテーマに簡単な原稿を書いているので今日中にはここを修正する形で草稿を掲載の予…

 『ヤバい経済学』と安部譲二

レヴィット&ダブナー(望月衛さん訳)『ヤバい経済学』の中で冒頭近くで目を引くのは次の記述でしょう。 「何年も前、元力士2人が八百長を大々的に暴露したーーそのうえ、話は八百長にとどまらなかった。不正な取組以外にも、麻薬に不倫、賄賂に脱税、さら…