清野一治『ミクロ経済学入門』(日本評論社)


 頂きもの。半期の講義が一般化してから授業の構成に非常に気をつかうようになりましたが、本書は半期授業のテキストとして最適だと思います。演習問題には現実の経済問題を意識した設問も多く、コンパクトな分量なのに周到に構成されている印象です。

ミクロ経済学入門 (シリーズ・新エコノミクス)

ミクロ経済学入門 (シリーズ・新エコノミクス)


目次は以下の通りです。ぜひ演習問題を解かれることをおすすめいたします。

第1章 経済学とは何だろうか
第2章 市場競争
第3章 競争市場
第4章 需給の変化
第5章 消費者余剰
第6章 生産者余剰
第7章 競争市場均衡
第8章 市場介入の経済効果
第9章 市場の失敗


 正誤表が出ましたのでご参照ください
http://www.f.waseda.jp/kazr/data/w-micro/correction.pdf