幸田露伴と文化人切手

幸田露伴と切手といえば、第二次文化人切手シリーズがなにより思い出される。幸田露伴については、杉原四郎先生がかって短いエッセイを書いている。幸田露伴がそもそも文化人切手が発行される遠因になったことは、内藤陽介さんのこのブログでも指摘がある。 …

論説「検察庁法改正案の経済学」by田中秀臣in『電気と工事』2020年7月号

超専門雑誌『電気と工事』への最新寄稿です。 アベ批判なるものを通して、メディアや世論のバイアスをみていく一連の視点での論説は、個人的に重要だと思ってますので、このような形で紙媒体で残すことがきわめて意義があると、いつもこの連載には感謝してい…

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」6月30日火曜コメンテーター出演:スーパーマンに関する生理学的考察&ポイント還元終了&香港安全法案批判など

香港安全法案は、法案の名前と異なり、国際政治の安定という国際公共財として機能していた一国二制度を廃棄するものとして、中国政府が世界を深刻な危険にさらしたものです。その意味では中国の新型コロナ危機波及の起点としての意味と合わせて、また日本に…

論説「レジ袋有料化、官僚とメディアがつくり出す「反理想郷」 」by田中秀臣in iRONNA

今週の論説です。ぜひご一読ください! ironna.jp

“Repeated Disappearance- Why was Progressivism forgotten in Japanese economics? ” by Hidetomi Tanaka in Guillaume Vallet (eds.) Inequalities and the Progressive Era: Breakthroughs and Legacies, Edward Elgar Publishing, 2020

ピケティ氏らの推薦頂いたので、少しでも注目されますように。 日本の革新主義については、先に公刊した「日本の厚生経済学の歴史」のちょうど前史にあたる部分です。両方を並行して書いてたので同時に公刊されてよかった。英語は日本人英語なのでこれからま…

「日本再興の最終兵器は「消費減税」だ」本田悦朗&田中秀臣対談in『WiLL』2020年8月号

内閣府元参与&前スイス大使の本田悦朗先生との初めての本格的な対談。 テーマは新型コロナ危機の経済対策。第一次、第二次補正予算の評価。そしてなによりこれからの景気対策の中核として、消費減税に焦点をしぼり、安倍政権にともかく本格的な経済政策をと…

論文「日本の厚生経済学の歴史ーアイデンティティ、制度、危機」by田中秀臣in『日本経済思想史研究』

日本経済思想史学会の専門誌『日本経済思想史研究』に論文「日本の厚生経済学の歴史ーアイデンティティ、制度、危機」が掲載されました。

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」6月23日火曜コメンテーター出演:河井夫婦事件で篠原さんにロングパス&鈴木まりえ事件セカンドその他

本日のニュース解説メニュー○国産スパコン世界一奪還○6月景況感大幅悪化か○第2波北京「戦時状態」○ボルトン氏内幕本 米駐留費8500億円要求○コロナ後経済 デジタル化に集中投資 本日のおはよう寺ちゃん活動中で言い忘れたことw1)河井夫婦の問題はマスコミ…

論説「望月衣塑子記者に贈る「ダブスタ」にならないためのアドバイス 」by田中秀臣in iRONNA

毎週の論説です。 この論説の参考に望月衣塑子氏の『安倍晋三研究』を読みましたが、本人の貢献がよくわからない池上彰的手法の本に思えます。 ironna.jp

世界経済図説 第四版 (岩波新書) 宮崎 勇・田谷禎三

大学の課題提示型講義では資料として重宝しているのだが、「ソ連は共産主義の失敗でもないし、中国は社会主義の優秀性をみせている」みたいな田谷氏の視点がどーしようもない。 世界経済図説 第四版 (岩波新書) 作者:宮崎 勇,田谷 禎三 発売日: 2020/04/18 …

アンティファ関係の著作とコミック雑感

アンティファが話題になったので、Mark Bray の著作Antifaと、彼が序文をよせたGord HillによるコミックのThe Antifa Comic Book: 100 Years of Fascism and Antifa Movementsを読んだ。今回の抗議運動(一部暴動)へのBray氏の発言には前も書いたが浅薄さを…

日本の相対的貧困率の推計

たまたま見つけたスライド。相対的貧困率を国民生活基礎調査の大規模調査(三年に一回)の個票ベースではなく、毎年の集計データで推計できるかの研究。アベノミクス当初12年から14年にかけては貧困率はかなり低下するが、15年以降は横ばい。直観的には消費…

The Political Scar of Epidemics | LSE Online Event

カール・マンハイムのFresh encounterには定訳あるのかな? 若い世代がその時に直面する社会情勢で、世代的な精神構造を規定されてしまうという話。いま、アイケングリーンたちのオンラインフォーラム聴いてて非常に興味深い。 www.youtube.com

動画配信【田中秀臣】国賊・財務省の「コロナ増税」を許すな!【WiLL増刊号#211】

WiLL動画配信の続きです。ぜひご覧ください。 www.youtube.com

動画配信「【田中秀臣】コロナショック!野党と財務省に亡国アラート」【WiLL増刊号#210】

www.youtube.com いままでになく自由に経済と政治を語るシリーズ。

論説「媚中でブレないニッポンの財界にはびこる「社畜根性」」by 田中秀臣in iRONNA

中国への過剰な経済的依存は、さすがに自由貿易を前提にした場合でもリスク分散上問題がありすぎです。日本の財界のこの面での旗振りはただの老害と、官僚的な、というかただのサラリーマン根性の表れだと思っています。情けない人たちです。経団連や経済同…

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」6月16日火曜コメンテーター出演:地上イージス計画停止、雇用危機など

本日の寺ちゃんでは、地上イージス計画停止を、単に予算や技術面でも課題だけでなく、むしろ日本の防衛計画全般の見直しとしてとらえ、特に中国、ロシア、朝鮮半島情勢などとの地政学的緊張の変化から解説してみました。日本の厚生からみると、経済と安全保…

経世済民政策研究会第5回

今日は、議員会館で早朝から掲題の政策研究会をしました。いままではオンラインでしたが、ついに今日初めてライブ?でやりました。 やはり直接会って話した方がみなさんのことがよく理解できます。 会合の雰囲気 三原じゅん子議員とのツーショット。どうみて…

新型コロナ共存時代の世界と日本経済の今(2020年6月号)in Schoo

今月も田原彩香さんと最新経済ニュースを一時間の生番組でかっちりお届けしました。 アーカイブは以下からです。パワポ資料も豊富に利用しましたのでぜひご覧ください。 schoo.jp

論説「「コロナ増税」よりも予備費の追及、野党は財務省の別動隊か 」by田中秀臣in iRONNA

今週の論説です。財務省の増税主義の遺伝子に要警戒する話です。 ironna.jp

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」6月9日火曜コメンテーター出演:予備費10兆円問題、マイナンバー凍結1口座など

本日の話題は、第二次補正予算特に予備費についての野党、マスコミなどの無理解とその裏面での財務省的な緊縮主義との親和性について話しました。街角景気が底打ちしましたが、もちろん楽観視できる状況には遥かに遠いと思います。 本日のニュース解説メニュ…

リアド サトゥフ(Riad Sattouf)『未来のアラブ人2:中東の子ども時代(1984―1985) 』(花伝社)

第一巻に続いて80年代前半のシリアを舞台にした少年と家族の物語。やはり過酷な環境と異なる文化圏の多層的なエピソードに魅かれる。続巻が楽しみだ。特に若い世代に超お勧めのコミック。 未来のアラブ人2:中東の子ども時代(1984―1985) 作者:リアド サトゥフ…

江崎道朗『インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向』

江崎先生から新刊を頂戴しました。ありがとうございます! 日本でのインテリジェンスを踏まえた政府の統合的な安全保障政策の重要性と保守自由主義との関連を歴史的な視座を踏まえて書かれています。日本のインテリジェンスを考えることはこれからの日本に実…

論説「大村知事リコール「ハッシュタグ祭り」が手にする禁断の果実 」by田中秀臣in iRONNA

あいちトリエンナーレ問題を再考してみました。 ironna.jp

(消費)減税も給付金政策も、財政と金融が協調すれば、同じ「バラマキ」(=ヘリコプターマネー)政策である

いまの政策のフレーム(財政と金融の協調)の中で、消費減税と給付金はともに「バラマキ」政策としてみなせる。 こんな単純な理解を妨げるのが、「消費減税原理主義」的な見方。あらゆる政策の中でもっとも重要だと強調したいらしいが、それがカルト的な妄執…

スクーの過去番組の期間限定無料公開

ネット講義のスクーが過去配信したものの期間限定の無料公開。僕の出演した講義もありますのでぜひご参照ください。 schoo.jp

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」6月2日火曜コメンテーター出演:急騰する株価と実体経済の乖離、入国緩和など

この日は最近の日米中心の株価上昇トレンドと実体経済の落ち込みという一見すると乖離している状況を中心にコメントしました。 また入国緩和についてはくれぐれも慎重にやるべきだとのスタンスです。 本日のニュース解説メニュー○上場企業赤字1兆円超○コロナ…

タイラー・コーエン「規制国家の失敗」

タイラー・コーエン教授のインタビュー。規制国家の失敗。個人用防護具(PPE)の不足、新型コロナの検査体制、ワクチン開発の資金不足・余計な規制、政府のリスクコミュニケーションの欠陥、経済刺激策への出口戦略の不透明、マスコミの課題などほとんど日本…

サックスのデュフロ&バナジー批判

サックス氏のデュフロ&バナジー両氏のランダム比較試験への実践的見地からの批判。「実行による学習」、歴史・地理等の情報と学際的な交流の重視を語るサックス氏の情熱的な論説。 イースタリー氏の両者への辛辣なコメントで知る。 Trials and Tribulations…

コロナ恐慌から「V字回復」へ! 夕刊フジでコメント「ケチケチ路線脱却…2次補正は“真水”一気に 田中秀臣氏は評価「80点。次は本予算で消費減税を」」

夕刊フジさんで第二次補正予算についての評価をコメントしました。規模的には合格点で、中味も「給付」「融資」「予備費」の三本柱でそれぞれ感染期の経済対策として工夫をしたものだと積極的に評価しています。もちろん強化すべき点としては、給付面を拡充…