2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

 慶應義塾大学が慶應義塾経済学者人物データベース公開

岡本真さんのACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版でいまさら知ったもの。 慶應義塾経済学者人物データベース http://project.lib.keio.ac.jp/bdke/ 福田徳三研究の追い込みだか迷妄だかに入っている田中には助かる情報源ですね。いまはおちてますが(…

 恋の潜伏捜査

高校生に化けたブリジット・ジョーンズが、日本からやってきた大沢たかお扮する高校生をナンパするために、潜伏捜査でダイエットかねてワイヤーアクションしてパッチギする快作です(爽快な一作なので暑いときにおススメ)。なお『スケバン刑事』なんか知らな…

 中川秀直まだ幹事長、まだまだ吼える(あと重要なシグナルだしたと思ふ)

中川秀直、吼える http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/wordpress0/index.php?p=628 個人的にはいろんなところに目をつぶれば、この人に首相になってもらえるのが一番いいと思うのですが。歴史はそれを許さずに、このまま消えるのかなあ。どうせなら入…

 岩田規久男『経済学への招待 (ライブラリ経済学への招待 1) 』

岩田先生の新刊。まだ見てないけれども(猛暑でヒッキー継続中。 経済学への招待 (ライブラリ経済学への招待)作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 新世社発売日: 2007/08メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る

 FRB、公定歩合引き下げ。

バーナンキ(FRB)、従来の主張通りに市場の予想を上回る(スピードと水準の両方で)果断な対応をしたわけです。市場も好反応ですね。問題はあとはサブプライムに関する情報開示という技術的な問題との耐久レースですか。 これで日本の利上げは常識的には99…

 あ、いま気がついた(by 韓流好きなリフレ派)

アッキーって、韓流ファンなのか!! いま、気がついた。さらにますます上げ潮(意味不明)路線。 関連エントリーここ

 サブプライム危機で試される中銀の政策対応力(岡田靖)

岡田さんのサブプライム危機に焦点を合わせたロイター論説でました(1時半現在、僕のモニターだと文字化けですがそのうち直るでしょう。文字化け修正の段階でトップではなくコラムに直リンの予定)。 http://special.reuters.co.jp/contents/insight/index.h…

 「鋭角的」な一日

なんか武者さんが「鋭角的に回復(汁)」というコメント書いたせいでのを読んだら、ますます「鋭角的に下落」しているわけだが。あえて日本のRoubini風(笑)に書けば、日本銀行の資産市場の歪みを正すための「第二の柱」路線が、いままさに実現されようとし…

 なにが彼(彼女)を嫌韓・嫌中に?

ちょっと体調が悪い田中です(毎度ですがw)。とはいえなんとか今月中に福田論だけでもあげたいと思ってはおりますが。 『クーリエ』の最新号での山形浩生さんの『エコノミスト』解読コーナーを読むついでに、毎号ですがついつい他の記事も面白く(今月はな…

 まっとうな産業政策を考える

Rodrickの産業政策の展望論文ー東アジアの奇跡派vs産業政策懐疑派(情報制約と汚職・レントシーキングが理由)の構図から脱した、まっとうな産業政策(産業政策の正しい誘因両立機構の設計)を考えるという趣旨のもの。まだ途中までしか読んでないのであとで…

福田のシュムペーター人物評

http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20070807#p3 上のエントリーでは、福田の考えとシュムペーターの考えの類縁性を「大学は建物ではない」という名言の知的土壌から書きました。そのときにうっかり書き忘れてましたが、福田自身のシュムペーターの人物評…

 稲葉さんに似てた平賀源内&『パンプキン・シザーズ』

大友克洋原作『危機之介御免』を読む。平賀源内の顔が稲葉先生にウリなのがほほえましい。作品は並。 伊藤剛さんおススメは島田虎之介さんの作品が僕には大成功だったので、『パンプキン・シザーズ』も期待して読んでみたが、う〜ん、ちょっと合わなかったか…

 『秋へ』&『愛するときに話すこと』&『毛皮のエロス』

というわけでもうだいぶ前に見たのを三本。韓流映画の方はまだ日本で未公開(最初のは秋に公開、後のは韓流フェスで公開)なのでVOAで視聴。『秋へ』(邦題『ノートに眠った願いごと』)は10年前の韓国のデパート崩落事故を契機として、その事故で恋人を失った…

 ウィレム・ボイターのブログ

備忘録。Fellow Travelerさんから少し前に教えていただいたもの(僕がはてなアンテナ初か)。 http://maverecon.blogspot.com/ しかし日本の経済学者(念頭にあるのは大学に所属してる人とか)は日本経済学会のHPの貧相なことやブログの低調も含めて、なんか…

サブプライム問題まとめと論説

海外ブログ関連のまとめ情報はecon-economeさんのところ(当ブログのふたつの金融危機エントリーとも関連すると思います) http://d.hatena.ne.jp/econ-econome/20070816 それとサブプライム問題についての論説はロイターに出ている&これからも出るとお聞き…

 備忘録

リンク先追加(岡田さんと田中氏のだけ読むつもり)http://special.reuters.co.jp/contents/insight/index.htmlあとこれもhttp://www.nttpub.co.jp/webnttpub/index.php

『手塚治虫「戦争漫画」傑作選』

中野晴行さんの解説があったのでてっきり編集もそうだと思ってたんですが違うのでしょうか? もちろん読んだことがある作品が多いのだけれども忘れていたり未読のものもあり個人的にはよい作品集でした。それと作品の多くが戦争の記憶と昆虫の記憶が混在して…

 ゲーム脳/LOST脳の行方

「各種の噂」から http://cruel.org/other/rumors2007_2.html#item2007080203 この論文だとフリン効果さよなら=ゲームやってたり『LOST』見てても若い衆はあんまり頭よくならない ところが、Marginal Revolutionから http://www.marginalrevolution.com/mar…

 「期待」をめぐる武谷三男的なる思考vs構造改革主義の思考

昨日書いたエントリーにも少し関係あるんですが、「期待」expectation(「予想」でもいいですが)をコントロールする、あたかもそれを人が車を操縦するようにできるのか否か、という疑問を持つことは自然なことだと思います。実をいうとこの僕もどこかで前も…

不況レジーム論

日銀と財務省との不況レジームについては、僕は非効率的なナッシュ均衡として考えを深めていきました。 以下は藪下史郎先生の著作『非対称情報の経済学』からの引用で、この不況レジーム的について簡単に解説します。「…現在の制度よりも望ましい制度が他に…

ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ『ウィキノミクス』

お盆休みに読んでた本の一冊。苺掲示板、黒木掲示板、山形部室の意義(プロアマ関係なくコラボレーションでリフレ理論、政策を中心としたおおまかな合意を形成していたり、関連ネタ・情報の共有・交換してたり)を積極的に評価するときには使える本。 ところ…

サブプライム騒動おまけ(ふたつの金融危機&負債デフレ理論)

お盆休みはテレビみてたけれども見たたのは茂木健一郎がなんか絶叫してた尾崎豊コンサートぐらい。あとは新聞などメディアも見ずにこのブログとmixiを携帯でみてただけ。そんなわけでサブプライム騒動は認識の外にありました。今日はいくつか関連サイトを回…

 ハケンのリフレ

門倉貴史『派遣のリアル』を読む。実はその直前ぐらいに篠原涼子の『ハケンの品格』を前半だけ見て日テレドラマの法則(=田中的にのれない)に見事にあてはまったんだけども本書も出だしはこのドラマの話から。 派遣のリアル-300万人の悲鳴が聞こえる (宝島…

韓リフ、アッキーに会うw

上げ潮の匂い漂う某田舎町の人気ない通りで、アッキーと韓リフ家族が遭遇。これもフォースの力(笑) 記念写真は一緒に撮ったけど、リフレ汁といったかは謎。ますます上げ潮(意味不明)路線

 日本語版、ウンコな……議論でなく本(セレクト2007)

この話題に関連した日本版http://freakonomics.blogs.nytimes.com/2006/05/09/whats-with-all-the-bullshit/http://freakonomics.blogs.nytimes.com/2007/08/02/cut-god-some-slack/

中原中也生誕100年を私的に祝う

中原中也。僕はこの詩人の名前を思い出すたびに、この詩人の弟である中原思郎さんのことを懐かしく思い出す。 いまから30年近く前のことであるが、当時、高校の部活動の関係で中原中也の研究をしなくてはならなくなった。当時の部活動の多数派であった腐女子…

著作カキコの旅

しばらく著作カキコの旅に出ます(騒音・震動被害による遅れを取り戻すために。まだ工事続いてるけどさ(ーー;))。エントリーはしばらく書かないか、書いても間歇的な感じになるでしょう。すんません。 二冊は書いてから再開のつもり(1冊ほぼ完成、2冊目は…

 米国経済系ブログのネタ職人の本

米国の経済系ブログは本当に面白いなあ。なかでも一番のお気に入りがテイラァ・コウェンのブログ「限界革命」。経済に関係ないネタもわりと豊富なのもどこかのブログに似ているし、処世術のアドバイスも充実。「異端の経済学もジャーナルに掲載されやすいか…

大学は建物ではない伝説リターンズ

いま書いてる本からの落ち葉拾い。 以前に話題になったシュムペーターがいったとされる「大学は建物ではない」伝説。この話が一橋の中で説得力を持った知的土壌がシュムペーターの来日以前からあったのではないか。というのがこのエントリーの御題です。 参…

 猪瀬直樹『空気と戦争』&日本銀行という空気でなく狂気

発売直後に猪瀬さんからサイン本を頂いたのですが学期末で紹介が遅れました。献本いただきありがとうございます。これは東工大での講義をもとにした、「なぜ日本は負けるとわかっていた戦争を始めたのか」というテーマで書かれたわかりやすく鋭利な著作です…