ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ『ウィキノミクス』


 お盆休みに読んでた本の一冊。苺掲示板、黒木掲示板、山形部室の意義(プロアマ関係なくコラボレーションでリフレ理論、政策を中心としたおおまかな合意を形成していたり、関連ネタ・情報の共有・交換してたり)を積極的に評価するときには使える本。


 ところでタブスコットの懐かしい『デジタルエコノミー』読んだときもいまいちわけわからなかったんだけど、彼の使う「コースの定理」って今回も意味とれず。このコースの定理以外でも理屈を追っていくと最後は楽観的な見通しを断言することで逃げられてしまっているような印象があるのは残念かな。