2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

あ、ブログパーツが変わってるw

新作に変更してる。こっちの方が前ヴァージョンよりいい。

中学生2,3生ぐらいのレベルから大学院受験レベルまでもっていく英語勉強法

下のエントリーかいてて思い出しましたが、昔このブログで好評いただいたエントリーhttp://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20080331#p2の英語に関する部分をお読みいただければお役にたてるかも…。

お休み前の信用リスク・チェック

毎日恒例の寝る前チェック。TED Spreadはいまこのエントリーを書いている段階で(昨日の寝る前の)2.96から2.56へと減少しリスク軽減へさらに前進中。またA2/P2も4.39から4.26へと同じくリスク緩和基調。

日本の不良債権処理は欧米の参考になるか?

メモ代わり 日本の経験と米国の公的資金注入 :本邦の事例では、資金繰りショートによる破綻と、与信のリスクを取れるレベルまで金融システムを改善させたが、不良債権比率の低下そのものが景気回復に結びついたわけではない。日本と比べ、現在の米国で異な…

13年前の本から

13年前はまだ大学院生でその前々年あたりから負債デフレの理論や20-30年代の日本の経済思想の研究を始めていてそれが少しだけ形になっていた時期でした。そのときに手にした本に原田泰さんたちが編集した『図解デフレのしくみ』という小冊子があります。その…

新銀行東京の清算主義的雑感

asahi.comから「新銀行東京、引当金不足は数十億円規模 金融庁指摘」という記事。asahi.comはリンク先がきれるという性質があるのでここではしません。 都民の一人でもあるので簡単にいいますと、これからデフレが深化して不況色が一段と強まるでしょう。そ…

信用リスク緩和へ前進&バーナンキ議長の提案&コウェンの危機三大原因

一昨日紹介したTED Spreadはいまこのエントリーを書いている段階で3.63から2.96へと減少しリスク軽減へ前進中。またA2/P2も4.51から4.39へと同じくリスク緩和基調。 報道によるとバーナンキ議長は、政府に対して追加的な財政措置を要望したとのこと。 Bernan…

人間はなかなか金融パニックに陥らないという前提で考えると

最近、よく読まれているらしいブログを拝見してちょっと疑問に思うことがあった。というか自分で問題として勝手に切り出しているのだが、http://d.hatena.ne.jp/eliya/20081005/1223185647で人間は簡単にパニックに陥るとある。 でも銀行取付が波及して金融…

はてブの経済学

大竹文雄さんの論説を紹介したエントリーのはてブをいま見て驚いたのだが、かなりいろんな反応があるのだな、と思った。ひとつ興味深いと思ったのが、大竹さんのブログへの該当するテーマにかかわるコメントがいま現在一件もないことである。はてブの中には…

アンナ・シュウォーツの「いまは昔の彼(女)ならず」論再考

自分の本(バーナンキ本)ではシュウォーツと表記してあったので以後はそれに統一します。このエントリーのはてブでecon2009さんにも指摘されたので、改めて彼女の「いまはむかしとちがう」=清算主義のすすめ、について率直に思うところを書いて見ます。 昔…

ケインズの英文紹介(備忘録)

いまこそケインズ、という感じのFTのエッセイ。学部レベルの英語の勉強にいいかも Man in the News: John Maynard Keynes By Ed Crooks http://www.ft.com/cms/s/0/a754a046-9c79-11dd-a42e-000077b07658.html :With the right policies, he said, the good…

大竹文雄「子供の数だけ親に投票権を」

今日発売の『週刊東洋経済』を書店が開くほんの数時間前に先読み(笑)。大竹さんのブログで予告されていたエッセイを楽しみにしていたが、期待通りの内容。僕も同様の懸念を抱いているので趣旨に賛成。 人口の高齢化、若年層の投票率の低下が進んでいる。他…

福田徳三関連資料

http://d.hatena.ne.jp/arg/20081011/1223715363 岡本さんのarg経由で存在を知る。これはすごい。この資料を10年くらい前に一橋大学図書館の皆さんのご好意で拝見させていただいたのですが、いまは自宅で簡単閲覧。現物は新聞紙に包まれてかなり痛んでいた…

あれ!?

西山賢一先生が上武にいらっしゃるとはいままで気がつきませんでした。キャンパスが離れているせいもありますが。迂闊だった。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E8%B3%A2%E4%B8%80

いまだ金融危機は危険水域か?

http://calculatedrisk.blogspot.com/2008/10/credit-crisis-indicators-worse.htmlとアンナ・シュワルツ氏の警告。 クレジット・スプレッド(のひとつTED spread:どんなものかはこのエントリーの後半を参照)をみてみると http://www.bloomberg.com/apps/qu…

上武大学、箱根駅伝出場決定!!

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/etc/20081018-00000001-spnavi-spo.html やった!! 素晴しい。箱根駅伝初出場!これは週明けに大学にいくのがすごい楽しみになってきた。花田さんはじめ駅伝部の人たち、そして関係者の方々の健闘を祝します…

原田泰「金融機関の破綻は負の乗数効果を持つのか」

もともと僕が「大恐慌にはならずよくある不況が世界を覆いわりと米国は早期に回復するが、そのときでも勝手に国内要因で不況になってる日本の一段の悪化が一番心配」論を持つようになったのは原田さんの意見を直接聞いてから。その一端が以下の論説にあり。h…

日本銀行のスタンスとエコノミスト

ドタバタしていたのでチェックを忘れてたESPフォーキャスト調査。今回の調査は個人的に非常に面白かった。なぜならばリーマン&AIG問題以降、つまり金融危機が顕在化してから初めての調査だからだ。http://www.epa.or.jp/esp/fcst/fcst.html そして僕の予想…

ヤバい危機を抜け、「ふつうの株価不安定」に?

先週から今週の月曜日が始まるまでは、A.Schwartzが昔区分した「Real and Pseudo- Financial Crises」の前者になるんじゃないか、とヒヤヒヤしてましたが、たぶんその危機は米国では回避されたでしょう。確かに今後とも15日みたいに小売売り上げ高が予想以上…

浦島太郎かいw

http://cruel.org/other/rumors2008_2.html#item2008101701クルーグマン祭りになぜか沈黙していたと思ったらこういう事情か。

「利権」を都合よく利用する利権化すると学会メンバー(笑)

へえ〜こういう話があったんですか(下のリンク先のブログ参照のこと)。 唐沢俊一検証blog http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20081016/1224123071 ご指摘の通りに僕の話を「曲解」してますねえ、唐沢氏は。でも不思議と、ど〜でもいいか感がみなぎるの…

夕方、テレビを見ててふと思うこと(ただの雑感)

食事の用意をしながらちらちらとテレビを見た(ふつうは見ないが経済ニュースで何があるかわからないから最近はみている)、たまたまNHKの番組「ゆうどきネットワーク」で、立教大学の山口氏がゲストだった。彼の答えも別によく聞いてないのでそれはおいとい…

ある有名テレビ司会者のコメント聞いて

テレビでかの人が「これは何かの予兆ではないか」めいたことを、開いたばかりのニューヨーク株式市場の渋り勝ちな展開に重々しい声でコメントした瞬間に、今日の下のエントリーにも書いたけれども金融危機の峠は過ぎたなと思った。 あとはへんな声や、へんな…

あ、すまん。注記しとけばよかったね

黒木玄さん復活http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20081017/p3 この9月20日で紹介されてる文章を掲載したってこと黒木さんからメールで聞いてたんだけど、このエントリーあげたときに注意を促しとくべきだったね。すんまそ。

クルーグマンが問題にしたこととは?

クルーグマンの経済地理学関連の業績は難しいと思う。僕もよく知らない。これはある会話から。 若い人「先生、クルーグマンは何をやってノーベル経済学賞とったんですか?」 ある教員「ああ、それはわりと身近なこと」 若い人「身近というとどんな?」 ある…

日経ビジネスオンライン書評始めました:大恐慌の淵に立つ今、考える〜『景気ってなんだろう』岩田規久男著

一月に2、3冊は経済系の本を中心に書評するのでよろしくお願いします。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070612/127147/

市場の不安を示す奇妙な図

マンキュー先生のブログで知った共和党、民主党出身大統領の時期と株価の収益をグラフ化したもの。狭いウインドウでみてて、なんでこんな大差がつくのか一瞬わからなかったけれども、一番横のフーバーが突き出てたのか 笑。 これ→http://www.nytimes.com/int…

クルーグマンのノーベル経済学賞補遺

日本の人たちの反応は、Baatarismさんがまとめられてます。 海外のブログなどの反応は、bewaadさんがまとめておられます。

梶井厚志『成語経済学』登場

中国アマゾンのページはここ 梶井氏の『故事成語でわかる経済学のキーワード』(中公新書)の中国語版登場。実は日本版の方はちょい読みしかしてないのですが、僕のようにアジア全域10ヶ国ぐらいから留学生が来ていて、中でも中国人留学生のウェイトが相対…

ウォールストリート・ジャーナルのおしゃれな?世界危機マップ

おしゃれな?世界危機マップ:http://online.wsj.com/article/SB122385811355227445.html#articleTabs_interactive%26articleTabs%3Dinteractive(記事の左の世界地図か上のinteractiveをクリック) 今回の世界金融危機(たぶんこの後には世界的「ふつうの不…