2013-01-01から1年間の記事一覧

高知でトークライブイベントをしてきました。

3GOODGROOVE Winter Heisei25 Psychedelic political night 出演:上念司、倉山満、田中秀臣 詳細はhttp://ow.ly/qc9gsを本日行いました。入場者多数でありがとうございました。蔵を改造したイベント会場で、そこで経済と歴史について語りました。うっかりし…

しず風&絆、楽園に一番近い現場

もう二週間前になりますが、フランスのテレビ局が取材したいとオファーがあり、僕はそれならちょうど渋谷で大きなアイドルの祭典があるし、そこでしず風&絆を撮影してほしい、その中でコメントを言いたいと返事をしました。まさに@JAMの前日の夜でした。時…

中野剛志「「新自由主義」という妖怪」(『WiLL』12月号)を読む

以下、twitterでつぶやいたものを再録。基本的に、中野剛志氏の新自由主義批判には見るべきものはないと考えている。彼が最近『WiLL』に書いた『「新自由主義」という妖怪』を読むと、すでに歴史の曲解レベルにまで達しているように思えてならない。まず彼は…

中森明夫『午前32時の能年玲奈』

アイドル評論は、後付けの知識や判断ではない。未来に希望を賭けて書き進むことだ。これが本書の強烈なメッセージだ。本書のタイトルこそ、中森さんのアイドル評論(そしてその双子ともいえる文学評論)が賭けているものをすべて体現している。時代とともに…

Negiccoニューシングル「ときめきのヘッドライナー」リリースイベント

本日6日からリリースされたNegiccoのシングル「ときめきのヘッドライナー」。とてもいい曲で、彼女たちのほとんどの曲に共通するけど、車を運転しながら特に高速道では爽快感と癒し効果で抜群のマストアイテムである。特にほとんどすべての曲に、聴いている…

恋するフォーチュンクッキー現象にコメント(朝日新聞)

6日に朝日新聞の取材に応えて「恋するフォーチュンクッキー」現象について、朝刊社会面でコメントしました。 デジタル版でも読むことが可能です。 AKB恋チュン動画、役所も企業もノリノリなぜ http://www.asahi.com/national/update/1105/TKY20131105045…

今日の経済思想史(上武大学)で利用したパワポ

本日の三時間目の経済思想史の講義で利用したパワポは以下です。学生の皆さん、どうか役立ててください。

文藝春秋&PLANETS『あまちゃんメモリーズ』に「春子の亡霊と1980年代のあやまちーあまちゃんの経済学」を寄稿しました。

表題のとおりです。しかしこの本はあまちゃんファン、またあまロス中の人は絶対に読んだ方がいい。まず癒されます。そして単に「あまちゃん」本ではなく、そこから日本の過去、現在、そして未来の在り方を多様な側面から知ることができる。論者たちも世代を…

『週刊現代』でユニクロ名誉毀損裁判判決でコメント

「デフレの勝ち組と言われた柳井氏だが、安い人件費を求めて世界をさまよい低価格の服を作る戦略は、今後色あせてくるのではないか」 とコメントしました。他にも『ユニクロ帝国の光と影』の著者の方などがコメントしていて、今回の件についてユニクロの在り…

また有吉ゼミに出演

というわけで二回目です。また株について。マクロ経済の話しかしてませんがw。

田中秀臣とさんみゅ〜のラジカントロプス2.0(podcast版)

60分間ほぼ経済なしで、さんみゅ〜についてだけ語りました。後半はメンバーも参加しました。 podcastは以下から。新しいアイドルたちの息吹がわかり楽しいですよ。http://blog.jorf.co.jp/radio/2013/10/32520-1f99.htmlこれが愛なんだ (初回盤A)アーティス…

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』と清算主義

『電気と工事』2013年7月号の元原稿 清算主義という言葉をご存じだろうか? 清算主義はあまり一般には聞かない言葉かもしれない。この清算主義を簡単にいうと、経済の成長や発展は、資源を無駄に利用しないことによってもたらされる。これを「効率的利用」と…

浜田宏一先生講演会のお知らせ(入場無料 11月15日金曜)

中央大学経済研究所 創立50周年記念公開講演会(入場無料) 主 催 中央大学経済研究所 日 時 2013年11月15日(金)(15:00から16:30まで) 場 所 中央大学多摩キャンパス 8号館2階 8206号室 多摩モノレール中央大学明星大学駅下車 テ…

新刊『日本経済は復活するか』

本日発売です。現在の経済政策を考える上で必読の一冊となっています!内容紹介消費税増税で日本経済はどうなる? 緊急出版! 「金融政策」「財政政策」「成長戦略」の「三本の矢」で構成される安倍内閣の経済政策(=アベノミクス)。脱デフレ効果が現れ始めた矢…

「猫ちゃんと猫ちゃん族の経済学トークイベント」(出演:田中秀臣・古谷経衡・遠藤恭葉)

昨日のトークイベントの様子は以下の動画をご覧ください。楽しかった!http://www.ustream.tv/recorded/40097783

『週刊現代』「日本を代表する30社一覧表つき 長生きする会社 すぐ消える会社」にコメント

表題の通りです。お楽しみください。

有吉ゼミ(日本テレビ)に出演

ゴールデンタイムのテレビに出たのは記憶では初めて。まあ、何事も経験ということで 笑。

小泉今日子のエッセイのニヒリズム(TOKYO FM東京秘密書店より)

TOKYO FMの「東京秘密書店」で話した、小泉今日子のエッセイについて。彼女の作品を一度まとめて話してみたいと思っていたので、番組のpodcastを利用して抜き書きしました。なおpodcastにはリンク先をご覧になればわかりますが、小泉今日子のエッセイ以外に…

純度100%美少女と小さくても大きな歌姫のライブ(さんみゅ〜単独定期ライブ第二回目)

さんみゅ〜公式サイト:http://sunmyu.com/ さんみゅ〜公式ブログ:http://ameblo.jp/sunmyu/ 前回の観覧記:「アイドル純度最高のライブ!!:さんみゅ〜単独定期ライブ」 第一回目の単独定期ライブに続いて二回目。今回は昼と夜の部を通して見ることにしま…

村上泰亮メモ(開発主義と新中間大衆の病理−−村上泰亮のジャーナリズム)

今日、行ってきた稲葉振一郎さんと栗原裕一郎さんの講演で、後半話題になった村上泰亮について10数年前に報告したレジュメ。いま読んでみると不備ありまくりだが、まあ、若さとはそういうものなので 笑 以下にコピペ。開発主義と新中間大衆の病理ー村上泰亮…

稲葉振一郎&栗原裕一郎「タイラー・コーエンと日本経済論」のメモ(コーエンの悲観と楽観、多元的な立場とそれがもたらすリスクなどの考察)

BRAINZ at SNAC by HEADZ 稲葉振一郎×栗原裕一郎の「人文系の壁」第3回 「経済学(続)」を聞くために初めて清澄白河に行きました。下町ですねえ。明るいうちに来てみたいなあ。 さてこの講演会についてつぶやいた内容を以下にコピペ。 観客には、僕、若田部…

アイドルさっちゃんと一緒に語った「日本のアイドルから経済最前線を探る」(スルガ銀行d-labo主催)

ミットタウンタワーのスルガ銀行という大変おしゃれな環境の中、とてもキュートなアイドルさっちゃんと講演会ができました。ご参加いただいたみなさん、改めてありがとうございました。二時間きっかりの講演時間でしたが、全力で、さっちゃんのサポートのも…

書評:Yasuma Takata “Power Theory of Economics”St. Martin's Press:経済学史学会『年報』1997年掲載

本書は、日本の近代経済学の歴史の中でも独自の位置を占めると思われる高田保馬博士(1883ー1971)の業績から、いくつかの著作を選び出し英訳したものである。高田保馬(以下敬称略)は、戦前の日本の近代経済学及び社会学の2つの分野においてその形成に先駆…

TOKYO FM「東京秘密書店」に出演

経済からアイドルまで、特にあの人の本については深く語ったはず! ぜひ聞いてください。 TOKYO FM「東京秘密書店」でセクシーボイス田中秀臣が、東京秘密書店のオーナーになり選りすぐりの書籍をお送りいたします。 ここで生放送を聴けます http://radiko.j…

ミロ・マナラ『ガリバリアーナ』

『ガリヴァ旅行記』の主人公が美女だったら? このたったひとつの改変とエロチックな画の力だけでかなり読ませる快作である。絵がともかく綺麗なのがいい。ガリバリアーナ作者: ミロ・マナラ,鵜野孝紀出版社/メーカー: パイインターナショナル発売日: 2013/1…

勝間和代『専門家はウソをつく』

日常には知らないこと、そして同時に知らないとちょっと困ることが多く存在している。例えば、経済、金融、健康、教育、スポーツ、ダイエットなど等。それらの分野にはそれぞれの専門家が無数に存在している。本書はそのような専門家たちとどうつきあってい…

はだしのゲン』とマンガ規制の経済学

『電気と工事』2013年10月号掲載の元原稿ーー 松江市教育委員会が、マンガ『はだしのゲン』(中沢啓治作)の学校図書での閲覧制限(同書の後半部分)にしたことが、国内で大きな話題をよんだ。今回はマンガと規制の問題について簡単に考えてみたい。 『はだ…

アン・ディアス・カナレス(作)フアンホ・ガルニド(画)『ブラックサッド 赤い魂』(大西愛子訳)

『ユーロマンガ』に連載されていたものが特典を加えて単行本になって登場。再読したが、この動物顔の世界はやはり面白い。舞台が第二次世界大戦後の米国というのも冷戦的な状況をうまく利用していて、物語に厚みをもたせることに成功している。 この『ブラッ…

「ライブ・アイドルの経済学」in『電気と工事』(連載26回)

いま店頭に出ている『電気と工事』で連載している経済エッセイの最新回は、ライブ・アイドルの経済学についてです。この話題もまだまだ深くとりあげがいのあるものですね。ご一読ください。いままでの連載内容:http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/201309…

近刊!『日本経済は復活するか』

御寄稿、インタビュー、シンポジウムなどで参加された方々のご協力と努力で完成しました。特に10月1日の消費税増税決定をうけて数日で一気に書き下ろした片岡さんとの緊急提言など、全体も今回の事態の前後にあわせて各論者が丁寧に修正を加えております。ア…