2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 新規アンテナ・リンク追加情報

リンク先にはパク・ソルミ、シネマコリア、Tyler CowenのHPを追加。あんてな先には、boxman(小田切博)さんのLongbox、伊藤剛さんのブログ(トカトンニズム)、英語で!アニメ・マンガ、そして経済では話題のブログNew Economist、 Dani Rodrik’s weblogをそ…

 中途半端な翻訳大国へようこそ

げ、これも出てるのか。 HI HOW ARE YOU?無垢なるモンスター、ダニエル・ジョンストン物語作者: ドン・ゴード,ターサ・ヤスダーニ,伯井真紀/峯岸康隆,中沢俊介/伯井真紀/村井まや子/金崎茂樹出版社/メーカー: PRESSPOP GALLERY発売日: 2007/04/25メディア: …

 ラストラブと伊東美咲というフォルムのライン

近所のシネコンで終映の回。韓流オバサマ三名と韓流おっさん僕の四名。 脚本が龍樹? 無我の境地で見ろってことかな(苦笑)。見るべきシーンは、田村+伊東がふたりでソファに並んでジャズを聴いているシーンの、伊東美咲の座ってるライン。そんだけ哀愁。 …

 伊東美咲はエルメスのために生まれてきたのか?

というのがテレビ版『電車男』をみたときに激しく同意した命題。この命題を検証するために、くそ(失礼)映画・ドラマと思えるものでも積極的にオレは見てきましたた いままでの検証対象 『海猫』 『危険なアネキ』 『ラブコンプレックス』(以上三作品の感…

 ロベール・ボワイエ『ニュー・エコノミーの研究』

献本いただくどうもありがとうございます。 本書はニューエコノミーの概説に加えて、医療や福祉の支出に重きをおいた人間のための投資をより政府は積極化すべきだという主張が後半特に中心になるという構成。もちろん教育投資の重要性も特筆されている。人間…

 溝口善兵衛ウオッチ(その1)

定例県議会知事施政方針 http://www.pref.shimane.lg.jp/seisaku/shiseihoushin/19nen6gatu.html そうか竹島問題までも抱えてたわけか。人口減少、深刻な財政赤字、など島根県ってまるで日本の将来の縮図を、国際問題から経済問題までフル装備しているような…

 書評:加藤涼『現代マクロ経済学講義』

先週、『週刊東洋経済』に掲載したもの転載。現代マクロ経済学講義―動学的一般均衡モデル入門作者: 加藤涼出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 195回この商品を含むブログ (34件) を見る『現代マクロ経済…

 門倉貴史『ホワイトカラーは給料ドロボーか』

題名はあれだが(笑)、中味は本格的なホワイトカラー論。論点ごとに僕には異論もあれど理解できるホワイトカラー論としておススメ。本書にでてくるサラリーマンの生産性については、中島隆信先生の『日本経済の生産性分析』(日本経済新聞社)もぜひ参照。 …

ネット難民調査

門倉さんの本で参照されているもの。いま利用できるただひとつの調査か? 首都圏青年ユニオンhttp://www.seinen-u.org/ 調査概要(最新のもの)http://www.seinen-u.org/070518%20netcafe-1.pdf

 中川秀直ブログの怒り

日本銀行は政策目的達成をさぼっている、との話題。大田大臣のミシュキン的フォローもあり。引用:「06年度のデフレ脱却は公約だった。しかし、2次QEで、名目1.4%、実質2.1%、デフレータ−・マイナス0.7とデフレ脱却ができなかった。OECD平均の…

 インフレ目標政策、危機一発(?)

IMFレポートその他でキャリートレードの「問題圏」であることには気がついてはいましたが、本当にインフレ目標政策放棄か否かの可能性あるんでしょうか? ニュージーランド。『日経公社債情報』のリフレ派の推測するに筆頭レベルの末吉さんの記事より。 投機…

 チェオクの剣(全)

なんてことを! 救いがまったくないよ(涙)。チェオク(ハ・ジウォン)がほぼ全編にわたり疎んじられ、プチ迫害される、マゾ的構成に加えて、最後もかい! ネタばれになるので書けないけれども精神衛生上悪すぎる。あとやはり日本語版は再編集してあるのか…

 インタラクティヴ読書ノート別館の別館ネタ

稲葉さんとこの「インタラクティヴ読書ノート別館の別館」の下記エントリーに関連して、なぜか僕の方のコメント欄に何か書いてくれ、とのことなんですが、簡単に文献紹介ということで。 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20070616/p1 小林慶一郎氏の朝…

 キム・ギドク『絶対の愛』と清算主義的なものの破綻

原題は『時』。時の経過によって恋人の肉体は飽きられてしまうのか? この問いに真剣に向かってしまった女性が整形手術で別人の容姿に生まれ変わることで、恋人の心をつなぎとめることができるのかどうか。次第に「自分」であるとは何かを喪失してしまい、物…

 デフレは望ましい論再臨の予感

ゼロインフレもしくはデフレが「物価安定」として国民経済的見地から望ましいという過去の亡霊が準備されているような悪寒。先週末の総裁記者会見や今週の『ダイヤモンド』の加藤出氏の論説などを読んだ感想。総裁記者会見については、過去のここでのエント…

 ホン・サンス『浜辺の女』とBullshit Philosophy

この前の東京国際映画祭で上映されたもの。英語字幕版のVCD(一昔前のものよりも格段に映像進歩)で見る。ホン・サンス版『男と女』。ただし二人ではなく、男二人と女二人が関係している(笑)。舞台は新頭里シンドゥリ海岸というところらしいけれども、ルル…

 公開講演会まとめ(by econ-economeさん)

http://d.hatena.ne.jp/econ-econome/20070618/p1 大変に助かりますm( )m。 しかし先週は、サッコの『パレスチナ』→現代の貧乏→京都で貧乏物語 と三連荘でしたが、なんか共通してますねえ。テーマが。市場外の問題かな?

 伊藤剛氏の講演ネタ

ジュンク堂のトークセッションの席上で、boxmanさんが「明日は(河上会講演)には伊藤剛さんのほうにでるのででれなくすみません」と丁寧なことわりをいっていただき逆に恐縮しましたが、僕もそのとき、伊藤氏の公開講演ってなんだろうか? と思ってたら、wi…

 貧乏物語関連コメント

牧野邦昭「開発経済学としての河上肇『貧乏物語』」コメント田中秀臣(上武大学ビジネス情報学部准教授) 昨日(15日)に奇しくも東京河上会において、現代の『貧乏物語』をテーマにして、原田泰、岩田正美、橋本健二氏らとともに、河上の『貧乏物語』を導入…

 キム・ギドク本

なんか中上健次みたいな人だ。これ日本語ではあまり聞くことができない深くかつ暴力的な言語だなあ。おそらく嫌悪を持つ人は即座にもつインタビュー集。僕はもちろん大好きですが(^^;)。 キム・ギドクの世界 ?野生もしくは贖罪の山羊?作者: チョン・ソ…

 橋本健二先生の居酒屋ブログ

http://d.hatena.ne.jp/classingkenji/教えていただきますた。

 河上肇の亡霊w

金曜は東京河上会で、現代の『貧乏物語』を。 土曜は京阪経済学会で河上肇のやはり『貧乏物語』の気鋭の研究者の報告と紙面討論者の方々の話をお伺いする予定。できれば僕もなにかコメント作成するかも(とりあえず下に作りました)。 http://www.econ.ryukoku…

ローゼン閣下

麻生外相のニート擁護論はいいね。立ち読みで新刊をすませてるわけだけど新書の方だけは購入しようかなあ。以下、一時的に削除するかもしれない草稿、少したったらまた復活予定。ーーー 社会保険庁の年金記録漏れを中心とする問題で、安倍政権のただでさえ脆…

 チェオクの剣vol.1

ハ・ジウォンって『リメンバーミー』のころのがきんちょぽいイメージしかないからこの作品の凛々しさに仰天。特撮はかえって邪魔かも。第1回はカメラワークや編集が落ち着かず(たぶん日本語ヴァージョンでカットされてるところ多い?)わけがわからなかっ…

 猪瀬直樹『作家の誕生』

以前、NHKから放送テキストとしてでていたものを全面改稿したもの。作家の「市場」をメディアの盛衰とともに記述したもので、当時もいまもほとんどないもの。作家の市場性(所得の構造など)をメインテーマにした作品としては他に日垣隆『売文生活』(ちくま…

貧困をめぐる公開講演会

:当日(金曜)会場でも参加受付可能とのことです: 当日まで宣伝のためにアゲ進行。 結構、フランクにいろんな質問できるので、この機会にぜひどうぞ。僕も結構、親しみやすいキャラですので(爆) 続きを読むをみてね

 トークセッション観覧記

boxmanさんの名前間違えちゃったw スマソ。というわけでいってきました、ジュンク堂のトークセッション。ITOKさんもきたよw。『パレスチナ』は原書、翻訳ともに途中で挫折してましたが、頑張り力(?)を発揮してなんとか大学で読破。そのまま怒涛の勢い?…

 ピーター・ピユーほか『ケインズ 知的常識シリーズ』

同じシリーズのロバート・クラムのカフカを購入したついでに。しかしこれは失敗。ケインズがただの雇用だけ重視お馬鹿になってしまっている。昔、『翔んでるケインズ』とかいうコミック版があったが、あちらの方がまだ読める……大同小異か(笑)。 ケインズ〔…

 ヴァリアン『ミクロ経済学』新版の邦訳

今日、同僚にいわれて気がつきました。ゲーム理論の応用、情報、行動経済学などで大幅に拡充されたとのこと。このヴァリアンのテキストは院生時代にノンパラメトリックアプローチで貨幣集計量を推計したとき(僕にも計量経済学の成果あるのよ 笑)に最初に読…

 地球を守れ!

妄想男がエイリアンだと思いこんでいる大企業の社長を誘拐し拷問攻めで、エイリアンの地球侵攻を防ごうとしている、というシチュエーションではじまるお話。さてどんな結末が。って人間力みなぎる残酷なシーンの連発。ただし勢いで誤魔化されてるがかなり荒…