20年ぶりの低水準!日本の失業率3.1%に低下す!

 日本の(完全)失業率が3.1%という20年ぶりの水準に低下した。私見では日本の構造的失業率は2%台の後半のどこかにあると思う。ただし構造的にみえて循環的な部分もあるだろう。いずれにせよ重要な通過点であり、そのほかの雇用指標も改善が継続している。ピークアウトのようにみえて、今回の「雇用ありの経済回復」は堅調である。景気は下降局面にあることは間違いないので、これを最短で切り上げる政策の動員が望まれる。過度な悲観は禁物である、と雇用指標は我々に教えている。