江弘毅『街場の大阪論』

 献本いただきました。どうもありがとうございます。「街場」というと内田樹さんを思い出しましたが、そのネーミングはこの人がもともとこの方がつけたようですね。大阪の贈与文化についてふれたり、くいだおれ太郎団塊の世代についてふれたりしていますが、全体的に軽く読めるのが持ち味な方のようです。僕は東京文化圏にどっぷりと漬かっている人ですので、濃い口の醤油味ぽい大阪論だった増田悦佐さんのあやしげな(笑)魅力につつまれた『大阪経済大復活』が好きだったのですが、本書は拾い読みした感じでは、薄口でだしが効いてるらしい(知らんけどw)関西風味のうどんの味がするんじゃないかと思います。食べたことないけど 笑。

街場の大阪論

街場の大阪論