DRAGONBALL EVOLUTIONとは猿の惑星かと一人呟く

 近所のシネコンで初日。鳥山明氏の原作とは別物で楽しめるかも、という発言を頭にいれて観賞。そもそもあまり僕は原作物でもオリジナルを意識しないでみれる人だと思ってる。しかし……あまりにもひどい映画だった。これくらいのちゃちな感じだったら、『ヤッターマン』のスタッフの方が数段ユーモアのある面白い作品をつくれただろう。


 mixiをやってるとこの作品も足掛け三年ぐらいひっぱるだけひっぱり、秘蔵映像だとかなんとか宣伝を小出しにして誘導したわけだが、作品の力が決定的にない。ある意味で、原作と比較して「ああ、こんなになっちゃって 笑」という楽しみ方しかできない。少なくとも映画館で見る必要はなく、スケール的にDVDで十分でしょう。しかし「大猿」があのサイズというのはひとつのジョークなんだろうなあ。違)。