内外タイムズより
http://npn.co.jp/article/detail/92049727/
思えば、公開前からドロンジョ様の衣装のハイレグの角度がどうしたこうしたという、まったくどうでもいい、いや、サブプライムローン問題よりも深刻な議題で紙面を大きく飾っていたもの。イメージ戦略で完全にフカキョン側が圧勝していた。
というわけで? 近所のシネコンでレイトショーで『ヤッターマン』を観にいく。日が超えてしまう時間帯なのに結構入ってたし、受けてた。ヤッターマン世代ではない(たぶん7~8歳上)の僕がみても面白い内容。ドロンジョのマスクのせいで、深田恭子の視線がより目勝ちになるのがビジュアル的に多少気になるものの、悪役三人の造形はよくできてて面白い。特にごはんを吐き出すシーンが笑えた。
しかしこの映画はかなり話題をひっぱってて、僕がその昔、『TV Bros』で「田中秀臣賞2008」(アイドルランキング5)を選んだときの同誌の表紙が『ヤッターマン』だったから、足掛け三年だね。これでヒットしないとまずいでしょう。笑。福田沙紀に関しては、『桜の園』はそんなに悪くはなかったけれども、あの映画も確かに若手演技派の寺島咲に完全にくわれてて、今回も深田と悪役組に完全にくわれてた。そしてアップになるとわかるのだが、櫻井の方が両性具有的魅力をもっていて、ある意味でヤッターマン1、2号の合体に近い。そういう意味でヤッターマンとしても櫻井に魅力負けしていて、損な役割なんだろう。
だけども本当に足掛け三年も、深田のドロンジョネタだけでひっぱった同作。平均よりもいい映画になってて(とはいえ基本がどうみても『妖怪大戦争』笑)、なんか他人事ながらほっとした。
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