マンキューの失敗


 今日の授業で、マンキュー先生の『ミクロ経済学』を利用して比較優位の説明をしようとして、はっと気がつく。実は本務校にはネパールから留学生を受け入れていて、その学生さんたちに壇上から「ネパールは牛は食べたりしてはいけない?」とチープな質問をばしたところ、イエスとのこと。


 ああ、そうか。これはまずいところだった、とマンキューの設例の「牛肉とジャガイモ」のケースを「にんじんとジャガイモ」に変えました。この「牛肉とジャガイモ」とか「肉とワイン」とかそういう経済学の教科書の設例は多いですよね? これからも注意しないといけないなあ。コピーして図表をくばらなくてよかった。