ブラック・ダリア


 公開二日目。近所のいつものシネコンで昼間。観客数は20名ほど。不入りか? 映画の出来は贔屓目にみて平均。普通にみたら話があまりにも断片的すぎて希薄な印象。なんか個々の女優陣の魅力や主演のミスターアイス役の俳優の頑張りが点と点になってしまい最後まで物語のひきこまれるという感じがなかったのは残念。評価☆☆1/2

 
 原作と比較しようにも10年以上前に読んでいるのでほとんど記憶もないのだが、原作はかなりお気に入りの方でエルロイの著作も当時出ていた邦訳の文庫はぜんぶ集めて読んだ覚えが。しかしその後、膨大に邦訳された作品群はどれも手付かず。当時読んだ記憶が残るのは、『レクイエム』、『血まみれの月』など。いまはどれも手元にない。


 映画本編よりも長めの予告編があったソフィア・コッポラ監督の最新作キルスティン・ダンスト主演の『マリー・アントワネット』が面白そうだった。