2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

論説「お次はアベノマスク、野党の「炎上商法」にまた騙される人たちへ」by田中秀臣in iRONNA

今回でこの「田中秀臣の超経済学」は連載200回でした。特別な企画でも投稿してますので、足掛け6年、毎週書いてきました。これだけ長く続いてるのは皆さんのおかげです。あらためて感謝申し上げます。 二人三脚で頑張ってきた編集さん、産経デジタルの関係者…

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」4月28日火曜コメンテーター出演:日銀無制限国債購入、日銀リーク問題の闇、10万円給付など

本日もお聴きいただきありがとうございました。 番組でも強調しましたが、日銀の量的緩和の制限をなくしたことは、両面があります。1)当面の財政政策拡張には潜在的に貢献する。2)感染拡大が終わったときにこのままだと量的緩和とインフレ目標の連動が見…

首相と桜を見る会の経済学

「首相と桜を見る会」は、いまや単なる安倍政権批判ありきの政治ゲームと化している。ゲームの主要プレイヤーは、一部のメディアや立憲民主党、日本共産党などの野党の大半であり、さらに「反権力」「反安倍」を信奉する識者が相乗りしている。この方々の発…

細野豪志チャンネル「これからの日本経済」

細野豪志さんとこれからの日本経済について議論しました。ぜひご覧ください。 www.youtube.com

経世済民政策研究会(第二回)

自民党の有志議員でのリフレ政策と今般の感染症対応の経済政策についての勉強会(座長:三原じゅん子議員)の第二回目をオンラインで開催しました。講師は原田泰教授(名古屋商科大学ビジネス・スクール)にお願いして、アベノミクス以後の金融政策の効果を…

論説「終息まで「毎週一人一万円」支給せよ!」by田中秀臣in『WiLL』2020年6月号

先月の『正論』に続いて、今回は『WiLL』に時論を寄稿しました。経済活動と感染症抑制のトレードオフをもっと書いたのですが、編集さんが経済政策の失敗(=経済危機での緊縮政策)で人が殺されるというスタックラー&バスの話をいれたいというのでそこと代…

レーニンの切手研究:メモ<その1>アフガニスタンからフジャイラまで

レーニン切手の総覧を目指すエントリー。詳細な解説は後日としてとりあえず保有しているものの画像を記録代わりに。まだ未蒐のものがあるが、その解説も後日。 参照:マルクス、レーニン切手とプロパガンダ(経済学史学会2019年報告要旨) ===== アフガ…

Treasury's corona tax vs. de facto basic income: a debate on Japan's economic policy in the not-too-distant future

With the spread of the COVID-19, a state of emergency has been declared nationwide. The spread of the infection has not yet been controlled, mainly in the Tokyo area, the Kinki region, and Fukuoka Prefecture. The declaration of a state of …

論説「新型コロナ、長期戦を生き抜く「毎週1万円案」ここが素晴らしい」by田中秀臣in iRONNA

今週の論説は、感染期の不確実性と長期化に耐える政策と、それに反対するであろう財務省の緊縮病について書きました。ぜひお読みください。 ironna.jp

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」4月21日火曜コメンテーター出演:原油先物マイナス価格ショック、10万円給付、家賃補助問題など

本日もお聴きいただきありがとうございました。番組開始前からニューヨーク市場で原油先物が史上初めてマイナス価格をつけたことがやはり大きな話題になっています。短期的な視点ではなく、世界的な金融危機につながりかねないものとして、とらえてみました…

経済と感染症の歴史から考える、アフターコロナの世界で何が起こる?(田中秀臣、山本太郎)in Schoo

ブリッジ ザ ギャップという新企画で、たぶん異なる分野の架橋を目指すものでしょうか。山本 太郎教授(長崎大学 熱帯医学研究所 )と田中の対談形式ですが、田原彩香さんがMCでふたりに問いかけをしていく形式ではじめました。僕からは感染症については特に…

「日本人よ、いまこそ中島みゆきを聴こう」『週刊現代』2020年4月25日号にコメント

中島みゆきの楽曲を三つ選んでコメントを寄せました。どれがとりあげられているか、まだ本誌を手にとってないのでわかりませんが、ぜひご一読ください。 週刊現代 2020年4月25日号 [雑誌] 発売日: 2020/04/17 メディア: Kindle版

Thomas Robert Malthus:Does a miserable environment produce sympathy for others and a reduction in vices?

Humans are always going to die. The fact that we have a finite amount of time to live and no hope at the end of it makes our lives even happier. Malthus's view of people can be summed up in a nutshell. Today, Malthus, who is famous for the…

感染期の“戦時”経済の政策基準と戦争経済との相違:メモ書き

twitterで書いたことをそのまままとめたもの。 政策効果の判定基準が、感染期は少し工夫する必要があると思ってます。 単純にGDPの落ち込みを防ぐことだけに注目するのではなく、1)感染被害の死者数、2)失業者数、3)倒産件数、4)躁うつ病、DV、児童…

昭和恐慌と新型コロナ危機の経済政策を比較in『夕刊フジ』2020年4月18日

新型コロナ危機の経済政策と昭和恐慌の経済対策を比較しました。なるべくコンビニや駅には行ってないのでまだ手元に見本紙はないのですが、昭和恐慌は景気刺激策を全開にとればいいだけですが、新型コロナ危機な経済政策を感染期と景気刺激期の二段階にわけ…

経世済民政策研究会(第一回)で話したこと

経世済民政策研究会は、リフレ政策を中心に実践的な経済政策を勉強する会合です。世話役の三原順子議員、事務局の細野豪志議員、長島昭久議員にはお世話になりました。これからもリフレ政策の理解をすすめるために、顧問としても関係したいと思います。細く…

「新型コロナウィルスの経済学」by田中秀臣『電気と工事』2020年5月号

新型コロナウィルス対策を医療資源の制約から経済学の初歩レベルで解説したものになります。他にはもともと人間関係の希薄化を求める傾向にある日本社会と新型コロナウィルスで求められている社会的距離との関係について、昔書いた『不謹慎の経済学』を参照…

Spiritualism and austerity among Japanese politicians

Spiritualism and austerity among Japanese politicians Cheap spiritualism, without any effort to relieve the economic burden on the people, is apparently prevalent in political circles. A prime example was expressed in the LDP board meeting…

論説「二階俊博と麻生太郎のメッセージで読めた「緊縮教」のたくらみ」by田中秀臣in iRONNA

毎週の論説です。いま一番警戒するのは、財務省の「コロナ増税」みたいなものです。そういう思惑が現れたときは国民一丸で、全力で否定し、財務省の解体を目指しましょう。 ironna.jp

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」4月14日火曜コメンテーター出演:休業要請・家賃猶予、原油最大減産など

本日もお聴きいただきありがとうございます。 アクリル板ごしでの寺島さんとのやりとりも二回目。だんだん透視能力にも磨きがかかってきましたw。 ともかく毎日、深刻な話題が多いのですが、その中でもなんとかみなさんに、明るさ(物理的ではないですw)…

八重洲イブニングラボで上念司さんとライブ配信講演会

八重洲イブニングラボさんでは、ここ数年、毎年のようにおよばれして、上念司さんたちと一緒に多くの聴衆の方々の前で講演してきました。今回は残念ながら新型コロナウィルスの影響で、ライブ映像をプレミアム会員の方に、そして無料会員の方たちにはyoutube…

田中秀臣の最新経済ニュース「新型コロナウィルスショックで日本は“戦時経済”に突入した」in Schoo

ネット講義の最新回です。今回は田原彩香さんと僕はそれぞれ自宅から放送、それをスクー側が画面で統合して配信しました。来月もその可能性が大きいと思います。試行錯誤ですが、頑張りますね。 さてTwitterの方で連投したものをこちらにも。放送ではもう少…

The Economics of Declaring a State of Emergency in Japan 2020

On April 7, Prime Minister Abe declared a state of emergency based on the revised Law on Special Measures against Swine Flu and Other Influenza. It covers the major regions of Japan - Tokyo, Saitama, Kanagawa, Chiba, Osaka, Hyogo and Fukuo…

Will a shrinking economy eliminate the economic divide? -The Historical Relationship between Japanese Liquidationism and Catastrophes-

Will a shrinking economy eliminate the economic divide? -The Historical Relationship between Japanese Liquidationism and Catastrophes- HIdetomi Tanaka (Professor, Jobu University) A film based on French economist Thomas Piketty's "Capital …

Tokyo FMの緊急事態宣言番組に電話出演

Tokyo FMの緊急事態宣言番組で評論家の速水健朗さんと電話で、今般の緊急経済対策の評価について解説しました。速水さんと話すと要点だけいえるので快調です。ありがとうございます。アーカイブでも聴けますのでよろしくお願いします。たしか午後7時40分すぎ…

夕刊フジ「経済対策108兆円は“金額の魔術”!? 識者「真水の部分は必要額の半分にも満たない」」にコメント

緊急経済対策の概要について、特に真水部分の報道からわかる範囲でコメントしたものが『夕刊フジ』に掲載されました。いまはネットで読めます。どうぞご参照ください。 www.zakzak.co.jp

緊急経済対策の“真水”推理:日本経済新聞などから

緊急経済対策の事業規模は総額108兆円程度だが、今日閣議決定されるが、現時点で日経が出してる記事が正しいと前提して考えてみる。 緊急経済対策、迅速さカギ 給付遅れれば影響深刻:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57721290W0A400C…

論説「緊急事態宣言でも「定額給付金」「金銭補償」なぜ出し渋るのか」by田中秀臣in iRONNA

最新の論説です。緊急事態宣言の前に書いたものですが、内容的には今ももちろん妥当します。国民一人当たりに定額給付をした方が効率的ですし、誰も損をしないで全員の状況が改善するはずです。なぜこの経済合理的な手段を政府がとりえないのか。 さまざまな…

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」4月7日火曜コメンテーター出演:緊急事態宣言、現金給付の壁など

いつもお聴きいただきありがとうございます! 本日からアクリル板で寺島さんと僕の間は仕切られましたw。声の反響とあとアクリル板に僕の顔がうっすら反映していて、そこに寺島さんが重なるので、たまに寺島さんが禿てましたw。 そんな冗談を交えつつ、最…

映画『21世紀の資本』、新型コロナウィルス危機後を考える上でも参考になる作品

現在は映画館、そして配給会社受難の時である。映画『21世紀の資本』を都内で上映しているアップリンク吉祥寺さんも観客の減少に悩んでいる。この状況があと数か月も続けば、日本の映画文化のインフラが大きく損なわれてしまうのではないか、とても心配して…