お勉強メモ:脱商品化、アマルティア・セン批判など

自分のためだけのお勉強メモ。

 

脱商品化と福祉国家。社会政策の専門家ではないので、「脱商品化」という概念にはなれないものがあるのだが、以下の山森亮氏の論説の要旨を読むと、特にわかりにくい話でもなく、いままで福田徳三の論説やその現代的な適用、リフレ政策、ベーシックインカムへの最近の関心などとも連動する話。

二つ目の「脱家族化」の方は個人的には勉強不足の領域。

 

山森亮「市場・脱商品化・基本所得――福祉国家論の規範的含意」

http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/db2000/0211yt.htm 

山森亮

「脱商品化と脱家族化の政治経済学」

https://www.jstage.jst.go.jp/article/peq/41/2/41_KJ00009509244/_pdf/-char/ja 

 

ポランニーやエスピン・アンデルセンは前者は翻訳だが著作もかなり読んでるが、後者はかなり前に一冊読んでいてあまり印象に残らなかった。また再読してみるかな。

 

アマルティア・センの潜在能力アプローチへの批判についてのメモ

いくつもあるだろうけど、基本的なもののメモだけ

Martha Nussbaum

Capabilities as Fundamental Entitlements: Sen and Social Justice

https://philpapers.org/archive/NUSCAF.pdf 

 

Charles Gore. 1997. “Irreducibly Social Goods and the Informational Basis of Amartya Sen’s Capability Approach.” Journal of International Development 9 (2): 235-250.

 

Thomas Pogge. 2002. “Can the Capability Approach Be Justified?”

http://philosophyfaculty.ucsd.edu/faculty/rarneson/Courses/pogge1capability.pdf