2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Twitterのブログパーツ

飽きるかな、と思ったけどれも、なんだかんだで続いているTwitter。ブログパーツ(このブログの右サイド最下部にあり)もやってみたけれども重いようならテキスト調にするかも。ユニクロのブログパーツはなんだか自分のブログをパソコンでみるときに異常に重…

大学卒就職の話題

いわゆる「就職コア層」といわれる旧帝大や早慶クラス私大のさらにその一部分の学生たちがすでに内定を得て、いまは非コア層の就職活動が勢いを増している。非コア層どっぷりといえる私の大学の学生たちもこの気候不順な中、就職活動と(多くの学生はゼミと…

若田部昌澄「危ない与謝野発言」(『Voice』8月号)

危ない与謝野発言とは何のことなのか、真剣にどの発言なのか一瞬わからなかった(冗談じゃなくまじめなレベルで)。そうか「ここが底」発言か。業界エコノミストのかなりの人数、そして政策当局者とその僕たるマスコミの方々の多くは、今日も「ここが底」で…

新訳:カール・ポランニー『大転換』

本屋の店頭に並んでた。ちょっと前にid:hicksianさんからの情報で、訳者である野口建彦氏が、スティグリッツが『大転換』に寄せた序文を訳出していることを知った。「ポラニーの知的遺産と二人のノ−ベル経済学賞受賞者のポラニ−評価」 http://www.eco.nihon-…

アクセル・レイヨンフーヴッド「エコン族の生態」

飯田さんが「経済成長って何で必要なんだろう?」(光文社)の中で、レイヨンフーヴッドが、数理経済学が神官階級、ミクロ経済学が武士階級。マクロ経済学が平民、応用計量経済学が穴掘り職人である、と書いているとしている(34ページ)。で、ミクロ経済学…

ポルノ、表現、規制

今年のJournal of Economic perspectivesにインターネットのアダルトサイトについての研究論文が掲載されていた。日本では最近、児童ポルノ問題と関連して熱い議論が各方面で行われている。児童ポルノ規制そのものについての経済学の論文というのは特に目に…

ブログやってて得るもの

ラスカルの備忘録一時休止http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/ まあ、僕も止めようと思うことは頻繁。特に経済学の予備的知識もない人が自慢気に専門家の書いたものを批判しているのをみるたびにそう思う(個人的にそれをヒガシタニ効果あるいはHigashitani T…

高橋洋一、新刊『恐慌は日本の大チャンス 経済学が証明する明るい未来』

これは楽しみ。 http://www.bk1.jp/product/03115207

宮崎駿の経済学

いま出ている『ユリイカ』のメビウス特集でも書いたけど、紙数が足りないのでほとんど言及できなかったのが、メビウスと宮崎駿との関係。まあ、そう遠くない将来になんらかまとめて語る機会もあるかもしれないけれども、少なくとも宮崎駿について語る機会が…

先月、人気のあった本

5月から始めている本ブログで紹介したり書評を書いたりして人気のあった本のランキングです。経済ブログで経済分野以外が注目を集めるのも久しぶりな気がします。それだけ待ちに待たれていたのでしょう。1位 新釈現代文……独走といっていい感じで注目を集め…

芹沢一也他編著『経済成長って何で必要なんだろう?』

ご本頂戴しました。どうもありがとうございます。以下はtwitterに書いたつぶやき。表現がぶっきらぼうなのは「おじさんのひとりごと」のため。許されたし。 半分まで読んだ。これは経済学的思考に慣れてない人がどう思うかだね、これ読んで。僕は赤木、湯浅…

清野一治さんの死

メールなどチェックできない環境にいまして、さきほど知りました。ご家族・ご友人の方々には衷心よりお悔やみを申し上げます。とても残念です。正直いって、現実とは思えないのです。こんなブログで書くことでもないのですが、本当に大学院のときにはお世話…