2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧
赤松要は雁行形態経済発展論を最初に語った経済学者。赤松のあまり注目されてこなかった生存権の経済学的基礎をめぐる論説の紹介。 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi-ver2/20071013
サラリーマンの処世術をいくつかのルール化で説明している。人は見た目が9割?で出世するというようなルールもあり。それにしてもアイコンとしての植木等ネタはサラリーマン物には欠かせないのかな。個人的には最もサラリーマンの生態を描写している映画は…
いまペラペラと見てますが、基本的な主張は以下のエントリーで紹介した内容と同じですね。 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20070910#p4 1997年――世界を変えた金融危機 (朝日新書 74)作者: 竹森俊平出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/10/12メデ…
上のエントリー関係で思い出したのでメモしておきますが、大正時代の言論に何気に大きな影響を与えたのが、上で紹介したラッセルとあとアインシュタインです。アインシュタインの日本への影響は金子務氏の他を圧する著作『アインシュタイン・ショック』全二巻…
以前も書いた話題ですけれども、生存権の経済的基礎を巡って考えてます。自分の思想史研究としてはすでに過去エントリーで小文を掲載したのですが、それと相補的な関係にあるのが橋本努氏の『日本の経済思想』第二巻にある左右田喜一郎論だと思われます。こ…
いままで気がつかなかったです。これからまめに見よう。http://d.hatena.ne.jp/yamamotokozo/ まだ気がついてないブログもあると思いますが、巡回先にしている政治家の方々のブログは、 昨日エールの交換をいただいた金子洋一さんのブログhttp://blog.guts-k…
アイン・ランド関連の「研究」書にはあまりよさそうなものがないと思いますが、これはどうでしょうか。著者には翻訳されているもので、『権利の限界と政治的自由』という題名のものがあります。啓かれた利己主義とかいう話をかなり精緻に検証しているようで…
今月号の『Voice』を頂いたので読んでみると、山形さんの新訳の話が。これは面白そう。現在の自衛隊の給油活動問題や憲法9条の改正是非の経済学的分析としてももちろん使えるものなのでしょう。訳者による付録「自衛隊イラク派遣の収支分析」もついていると…
献本いただきました。どうもありがとうございます。更新が滞る予定でしたが、こういうときに限って何か書きたくなることがあるというのは、まあ喜ばしいことです。 松尾さんの財政政策についての見解はなかなか面白いと思いました(山形案+小野案のドッキン…
月末まで諸々の事情により更新が滞ります。ご了承ください。
高橋さんから献本いただきました。どうもありがとうございます。下に更新滞ると書いたばかりですが、さすがに暗黒卿高橋洋一さんの年来の業績の集大成を紹介しないまま月末まで放って置くことはできません。 財投改革の経済学作者: 高橋洋一出版社/メーカー:…
大学院時代に原書で読んだものが翻訳として10数年後に利用できると微妙な気持ちになる。すでに経済学の歴史の中では古典でしょう。 経済変動の進化理論作者: シドニー G.ウィンター,リチャード R.ネルソン,角南篤,田中辰雄,後藤晃出版社/メーカー: 慶應義塾…
ブログパーツ埋め込み。音楽は今日だけ試しにオンにしてあるのでよろしくお願いします(明日にはオフに換えときます。しかし咳と痰が治らんなあ。だるさはほぼ払拭したので一安心。皆さんも季節の変わり目なのでご自愛ください。
新作。ベン・バーナンキと田中一族が合体した「ベン・タナカ」が主役。 Shortcomings作者: Adrian Tomine出版社/メーカー: Drawn & Quarterly Pubns発売日: 2007/09/04メディア: ハードカバー クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る
素晴らしい。政治家の方々にもっと支持がひろがればいいと思う。 http://blog.guts-kaneko.com/2007/10/post_351.php しかもわれわれの『経済政策形成の研究』をお買い上げいただきありがとうございます。m( )m。必要でしたら著者のどなたでも民主党の勉強会…
体調最悪継続中。なんとかこの学園祭休みに直さないと後期の講義とかもろもろに響く。 ともかく安静にしているので、原稿書きの一方でコミックちびちび。 さそうあきら『神童』……すごい作品。感動した。 さそうあきら『コドモのコドモ』……これも名作。さそう…
今週の『エコノミスト』雑感。久しぶりに立ち読みではなく身銭で購入。サブプライム関連の特集ゆえ。岩井克人氏のドル基軸通貨論はドルの信任下落でのドルの米国還流そしてハイパーインフレという正直よくわからない可能性を示唆したり、ドルとユーロなどが…
「支持者」とはいえ、稲葉さん山形さん、そしてITOKさんらとともに、このシリーズに名前が掲載されたことは、親が生きてれば電報でも打って教えてあげたでしょう。笑。時代の流れを感じますw 立ち読みなのでうろ覚えですが、Uの方でよかったかな。 トンデモ…
知人から聞いたのですが、日刊工業新聞で、自民党金融調査会・金融政策小委員会の席上で岩田規久男先生が話されたそうです。 関連リンクhttp://www.jimin.jp/jimin/daily/07_10/04/191004c.shtml 岩田先生の主張はインフレ目標の提言と現状の日本経済の脆弱…
久しぶりに『日経公社債情報』ネタです。末吉さんの論説「日銀ウォッチ 続マクロ経済政策の国際協調」です。たとえばデフレを解消するために低金利によって通貨安になるのは、低金利政策効果の正常な発現のひとつですが、これを「円キャリートレード」論を逆…
すげ早w。批判はしてみるもんだw。http://www.mii.kurume-u.ac.jp/~tadasu/essay_71004.html これは僕の授業の学生たちにいまの時点でうけさせてみるといいかも。
郵政民営化の基本的設計をした前内閣参事官高橋洋一(現経済社会総合研究所客員研究員、来年3月31日までの任期)は、小泉構造改革の多くの制度設計、政策論争の基本的枠組みの構築をしたことは、このブログをご覧の方ならわかるでしょう。以下、肩書きは安倍…
昨日の『ネットカフェ難民』があまりにも安易なルポなのに(それでも僕には体力・精神力ともにできないのでその点はわかった)愕然としたのに対して、本書は「釜ヶ崎」に20数年間関わり続けた著者の渾身のルポ。その迫力ある筆致には率直に感銘した。この一…
ようやくマクロがでました。訳者の皆さん、お疲れです。金融政策を中心に最近の話題もわかりやすく書かれているようです。 スティグリッツマクロ経済学 第3版作者: ジョセフ・E.スティグリッツ,カール・E.ウォルシュ,Joseph E. Stiglitz,Carl E. Walsh,藪下…