Factaブログ「円高の正体」1〜3by浜田宏一、高橋洋一、阿部重夫

 最近の円高問題について浜田先生、高橋さんを迎えてFacta編集長の阿部さんがインタビューしている動画がアップされてます。以下のリンク先からご覧ください。

http://facta.co.jp/blog/archives/20110815001012.html

冒頭のところで、阿部編集長からアメリカの債務問題について聞かれたときの浜田先生の発言要旨のみですが、ご紹介しておきます。

浜田:
(政治的側面)オバマは「福祉国家」的なビジョン(医療問題など)。このオバマの考えに対立する、主に白人層からの抵抗。ティーパーティーもこのいってみれば黒人対白人の対立。これに共和党がどうからむかというのが論点。
(経済的側面)国債の問題と国際通貨の問題は基本的に別に考えるべき。為替レートが決まるのはいろいろな要因があるが、基本的には通貨量の比率で決まる。つまり日本銀行の政策で為替レートは影響される。しかし日本のマスメディア(産経新聞抜かす)はアメリカで何が起きたとかどうとか、あたかも日本が被害者のように書いている。つまり円高で日本が被害を被っているということは、アメリカのせいではなく、日本銀行、それをサポートする財務省、そしてマスメディアの被害者であるということ。

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