上野泰也と仮面ライダー

 『Voice』の最新号を頂戴しました。ありがとうございます。そういえば最近はTwitterばかりで同誌をふれることをブログでは忘れてました。またこのブログも毎日更新を心がけ始めたので復活中ですので、これからもまめにとりあげさせていただきます。

 今月号は、巻頭言の若田部昌澄さんの発言にはまったく同意です。小賢しい諦念こそこの「失われた20年」をもたらしたものだと思います。山形浩生さんのリニアについての発言、竹森俊平さんの長論文も必読でしょうね。まだ両方とも読んでいないのであとのお楽しみです。また飯田泰之さんの連載が今回で最終回。お疲れさまでした。

 さて今回、真っ先に目にしたのが上野泰也さんの仮面ライダーエッセイです。高齢化や人口減少とひっかけてのエッセイで、上野さんの年来の構造デフレ説を補強する論でしょうね。それを仮面ライダーの消費の変容と照らし合わせたもので興味を引きました。ぜひ上野さんとは構造デフレvs循環デフレという構図で、経済そのものではなく、サブカルチャーをテーマにして一度は論議できたらなあ、と思います。ガチンコの経済論争より、そういう論争点の方が一般読者も僕らも楽しみながら真剣な問題を討議できるのではないかと思います。ぜひどなたか企画を(笑)。

参考:上野泰也の袋小路? http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090915#p3