『空気人形』

 韓流ではないが、クライマックスが韓流調ではあるし、あとの整理用もあるのでこのカテゴリーで。近所じゃない温泉の横のシネコンで。それほど混んでいない。ペ・ドゥナ論をちょうど修正加えて脱稿した後に見る。これ見てから書いたらもう少し違うニュアンスも含められたが、試写会ぐらい行きたかったものである。ムダ打ちのいろんな業界の人を招いて試写会をするぐらいなら、ちゃんとペ・ドゥナ論を書くとかなり前から宣伝している僕にくれればいいのに(藁 。とすねてみてもしょうがないので、校正で書きくわえるとしよう。実際に『空気人形』のモチーフが、そのまま僕のペ・ドゥナ論の後半部分のモチーフそのものなのでちょっと得した気分。

 さてつまらないことはこれくらいにして、この映画はいい! 『ベルリン 天使の詩』とかふと思い出した。あの映画も名作だったけどこれも負けず劣らず。しかし近くの席の人が終わり近くの静かなシーンで携帯の着信音を鳴らし続けたのにはちょっとまいったな。

 

空気人形 O.S.T.

空気人形 O.S.T.