韓流ドラマとは修行である

 一日、3,4時間かけて韓流ドラマをみてるとこれは一種の修行だよなあ、と思う。『Someday』が意外と個人的にダメだったのが効いた。ところでペ・ドゥナと同世代の韓流女優といえば、ハ・ジウォンである。このブログでも「チェオクの剣」をみて涙している(笑)。

 ハ・ジウォンはいわば韓流版チャン・ツィイー(彼女もハ・ジウォンペ・ドゥナと同世代)とでもいうべきキャリアを、韓流ドラマ的にスケールを縮小して再現しているといえる。グリーン・ディスティニー以来の武侠路線ぽいのが、ハ・ジウォンのチェオクであり、ツィイーの女帝とかSAYURIとかの叡智に長けた女の一生ものが、ハ・ジウォンの「ファン・ジニ」である(みてないけど 笑)。ハ・ジウォンがどんなにコメディエンヌぶりを発揮してもそれはあくまで「うまい演技」でしかない。しかしペ・ドゥナがコメディをやるとなにか「いかれた演技」あるいは「エロさと奇怪さも交えた演技」として見えてしまう。

 ハ・ジウォンはどちらかというと吉永小百合剣劇をやってます、という感じがするのだが、ペ・ドゥナをあえて日本の女優と比較すると市原悦子が着エロしてます、という風情が近いような気がする。もちろん市原悦子より数段、ペ・ドゥナの方が可愛い造形をしてはいるけれども…

ここで一発、ペ・ドゥナハ・ジウォンついでにメイドの市原悦子と空気人形のドゥナと比較論をやってもいいが、それはまあ、やるかやらぬか別にして近いうちに何か書けるのでそこで書くとするw

 ともかくちょっと韓流修行に疲れてきた 笑。

あ、うっかり18日のエントリーに上書きしてしまった 笑 まあ、いいか。稲葉さんの論説はまた機会をみて再紹介しましょう