麻生政権について

 明日の『夕刊フジ』にてコメントしましたのでご参照いただければ幸いです。

 中川財務・金融大臣についてテレ朝で江田憲司氏が大よそ「財務省の言いなり。財政出動できない分、低金利政策にしわ寄せがきてバブルが起きた」というコメントをしていましたが、いったい「どの時代のバブル?」と突っ込みたくなりましたが、それでもこの種の主張の人がこの「財務・金融大臣」という職務にこの種の警戒をしているところはなかなか興味深いものがあります。確かに財務省の発想がちらつきますが、これはこれで面白い試みだということが、期せずしてテレ朝+江田氏の絶妙な組合せで僕には明らかになりましたね〜。

 ただ政権自体の評価とは全然関係ないのですが、江田氏は高橋さんと最近共著を出したばかりで、あのテレ朝のコメント(もちろんご本人の意思を明確に反映できたかどうかはわかりません。あくまでもテレビの発言ベースで考えるしかいまの僕ら=視聴者にはできないわけですから)はどうみてもリフレ的なものとは真逆なものでしたが。この共著をちょっと確認する必要もあるでしょうか? まあ、高橋さんはリフレ以外の部分で共著を書かれた可能性はあるでしょうね。読んでみたいと思います。

霞が関の逆襲

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