ランダール・S・ビリングスレイ著 望月衛訳『アービトラージ入門 裁定理論からマーケットが見える』

 今日読む予定。望月さんの新しいお仕事。感想はたぶんここに数日してから追加して書くと思う。

 本当にただの感想だけどw、これは大学での半期の講義テキストとしては最適かも。まずいいのは国際的裁定という現在あまり成立していない事態wをきちんと例示して書いているので、これを応用していま金利平価説がなぜかw機能していないケースである円キャリートレードを学生に考えさせるには格好の素材では? それと文字がでかいのもテキスト仕様としてはいいでしょう。僕はこれゼミの教科書で半期ごりごり使ってみる予定です。


アービトラージ入門 裁定理論からマーケットが見える

アービトラージ入門 裁定理論からマーケットが見える


 ところで閉鎖した旧ブログの望月さんのコメントにお応えしなくてはいけないのですが、『アイズ ワイド シャット』のニコール・キッドマンの前半の演技はいいですよ。特にあのパーティーシーンはいいですね。『シャイニング』の幻想シーンにつながりそうで。このキッドマンネタはそのうち土日にでもネタを考えてみたいと思います。

(補)『ヤバい経済学』増補版でます。

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