フリードマンの生前最後のインタビューと思われるもの(違ったらスマソ)
「ロマンスの経済学」
http://www.keepmedia.com/pubs/OpinionJournal.com/2006/07/22/1708407?extID=10032&oliID=213
インタビューというか会見記録といったほうが正確で、途中、ディナーにいく準備をしてきたローズ夫人の突っ込みとフリードマン夫妻の間の屋外のディナーに行く行かないのほほえましい悶着まで収録したかなり珍しいもの。
インタビューアはほぼ経済学素人(しかしこの会見記録はそれゆえ味がある)。その質問にフリードマンが困惑したり、ちょっとムっとしたり、するのが見えるようで興味深い一品。
内容はこんな感じ。
記者:「経済学にロマンティックな一面はありますか?」
フリードマン:「ない。経済学は物理学と同じ科学だから」
記者:「(もちろん屋内で!)ディナーを伴にしたい(生死問わないでいえば)お好みの経済学者は誰?」
フリードマン「(しばし沈黙)もちろん断然1位はアダム・スミス、2位はアルフレッド・マーシャル、3位はケインズ、4位はジョージ・スティグラー」。そしてスティグラーの死がいまだに信じられないとローズ。ちなみにケインズの『一般理論』は誤っていたけれどもケインズは偉大であるとフリードマン。
会見の最後は共和党のイラク政策を批判するフリードマンのコメントを紹介しております。
経済学には確かにロマンスはないけれども経済学をだし(不謹慎で失礼w)につかえばロマンスも生まれますよ(たぶんだけどw
- 作者: ラッセルロバーツ,Russell Roberts,沢崎冬日
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