本田ブログについて苺経済板のやりとり

 今日は『プレジデント』様からの新刊インタビュー。

 帰宅してから苺経済板のやりとりをみて、そこはかとなく本田ブログ閉鎖の核心をついているかもしれないと思った。だってあまりにも唐突かつ第三者からみると過剰反応なんですもの。そこらへんの感触と共鳴するものある。以下、引用。



624: 名無しさんの冒険   2006/08/28(Mon) 16:50

>>618
政策に関与しているとは、
(1)政策を作っている
(2)政策の太鼓持ちをする
のどちらなんすか
世の中のほとんどは(2)なんだぜ
(1)はごく数人しかいないから
 
625: 名無しさんの冒険   2006/08/28(Mon) 18:03
>>624
もちろん、あの先生の各種審議会での発言がどの程度、直截に政策に影響を与え
得たか? については、外野には全く窺い知れませんが、公開されているレジェメな
どを眺めた限りにおいては、ああした場の掌の上で踊っているのに、財界や官界に対
してモノ申しているつもりになっていた方、という印象しかありません。もっとも
ご本人は「玄田氏や荻野氏(労務屋)とも論戦を戦わせている自分は、いかなる政治
とも不偏不党である」と思い込んでらっしゃるのかもしれませんが。

今回のヤマハの一件を見ると、強いて言えば無意識のうちに(2)を務めている方
ということになるのでしょうか。企業の中の人が「そう思っている」(政策などにも
その方向で働き掛けたいと思っている)」ことは、そのまま「実際にそうである」こ
と同じなのか? について判断することをなさらない。
またそうした世界観に抵抗すると言いつつ、既にその世界は宿命であり逃れられない
という前提でお話をなさるわけで、あの先生いわくの「企業の恣意」に自分から引っ
掛かりに行ってどうするのだろうと思ってしまいますね。




 僕は本田ブログの過去ログは保存に値しないと思うのでしてないから記憶頼みだがw、hamachan(濱口さん?)の鋭い指摘も上の引用の「またそうした世界観に抵抗すると言いつつ、既にその世界は宿命であり逃れられないという前提でお話をなさるわけで、あの先生いわくの「企業の恣意」に自分から引っ掛かりに行ってどうするのだろうと思ってしまいますね」ということを周到にギャラリーに明白にしながら論難されていたんだと思う。

 要するに濱口さんの批判があまりにも鋭すぎたゆえの閉鎖劇だった、というのが今回の核心でしょうね。ブログになれてないとか時間がないとかそういうのではなくてね。この掲示板をみてようやく得心がいった。

 簡単にいうと「ダースヴェーダーかよ」、ここにも、ということ。暗黒卿はこの発言に猛然と抗議するために降臨されたが、本田さんは、ご本人曰く「不用意なこと」の証拠隠滅(といわれてもしょうがない)したということでしょう。

以上、本田ブログ閉鎖劇関係総括(当社比)終了。