2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
読了。素朴な感想としてはなんでこんなに次々と本がでるのかすごいことだと思う。ここで「ワーキングプア」とは働いていても生活保護水準から抜け出せない人たちのことである。本書ではこの「ワーキングプア」が若年層の同一年齢層内の所得格差(非正社員増…
最近読んだ経済指標・経済データ本。 網羅的だが一貫した経済眼がないのが不満なのが次の本。あまりにも総花。総花という花が好きな人は読んだほうがいいのかもしれないが私の趣味からいうとオススメできない。総花本は最後にあげたようにいくつもあるので。…
今年度の文化勲章受章者。日本の現状分析と過去のご自身の業績の回顧と再評価を含む。また猪木武徳氏との座談、BRICs諸国の経済成長の見通しまでも含む非常に話題の豊富なお得な本であると思う。日本の実践的なエコノミストには、篠原氏の独特のスタンスとも…
というわけで偽りのオーガズム(あるいはエクスタシー)の経済学の紹介です。 この分野の先駆者であるMialon氏(ミィヤロン氏でいいでしょうか?それともミィアロン?)も無事ジョブを確保されたようですばらしい業績の数々を連発する勢いですが、2004年初公…
苺掲示板みてたら以下のコメントが <570: 名無しさんの冒険 2006/11/07(Tue) 17:14 >「少子化を憂う必要はない、格差社会が広がりコンドームを買えない貧困層が増えれば子どもはすぐ増える」(田中略) さすがにこれはネタだろ? > 検索したところこれは…
だいぶ前から始まってるんでしょうが、たったいま気が付きました。 http://d.hatena.ne.jp/arg/研究会とか猪瀬メールマガジンのときにご一緒でした。
『週刊文春』の書評に宇沢翁登場。内橋克人の『悪夢のサイクル』をとりあげて、同書に展開されている、ミルトン・フリードマン、シカゴ学派らの主張を「市場原理主義」とし、彼らの経済思想が「ネオリベラリズム循環」を招来することで、日本が市民的権利を…
公開二日目。近所のシネコン。原稿書きの合間にささっと。観客5名ほど。不入りだと思う。作品としても完全に空回り。かなり期待していただけに残念。最近ではひさしぶりに退屈してしまい途中ででたくなるもなんとか堪える。評価 ☆☆同じ監督の『電車男』の方…
お待たせしました(誰も待ってないか)。山形浩生さんのところhttp://cruel.org/other/rumors2006_2.html#item2006103101での話題です(このリンク先をまずお読みいただいてから下にいきましょう)。 hamachan曰く、「私について言えば、労働問題の専門家と…
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b2d6.html の2006/11/04 10:39:24づけのhamachanのコメント参照。 観察眼をお持ちの方は十分上記のhamachanのコメントをご覧いただいておわかりでしょうが、この「労働問題の専門家」を自称される方…
飯田さんの新分野への最初の挑戦ですね。まだ手元にないのですが、アマゾンで新刊予約できますのでどうかご贔屓に。 ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)作者: 飯田泰之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/11/01メディア: 新書購入: 23人 クリック…
で、やむなくなったのかもしれませんが (^^;)。 『経済論戦の読み方』にも書いたのですが、大学時代の経済学お勉強は微妙にポスト・ケインジアンの影響下にありました。完全にこの影響を払拭できたのはかなり後。で、当時の経済学史のゼミでのテキスト…
公開初日。いつものシネコンで夕方から。かなりの混雑。 前編の方が面白かった気がするのだが、それでもこれはまとめてみるとかなりいいできばえではないのか? 原作と違うのでここでは何も具体的にいわないでおきます。評価☆☆☆☆(前後編あわせた評価)。
http://bewaad.com/20061102.htmlを参照。あとecon-economeさんからの裏通報wで気が付きました*1。 で、はっきりいいましょう、日本でも有数のその途の「通」といえば僕であると。爆。 いや、本当だってばw。ただし「通」かならずしもその「道」を賛成して…
おお!、待望のこれがついに日本版で見れるのか。実は『最後の「冬ソナ」論』の次に何かへんなの(?!)書けたら、パリス・ヒルトン中心に何か書きたいな、と思っていたのですよ(脳内妄想レベル)。シンプルライフ ~インターン編~ 後編 [DVD]出版社/メーカ…
昨日のエントリーのコメント欄の後半を参照のこと。今般の高校未履修問題も文科省の行政の失敗が原因であることは明らかだと思います。それを具体的に考察する前段階で、僕は以前からここ数年間最も「産業政策」(=この場合は政府部門による無意味ないし有…