素晴らしい感想を頂戴する(高校生団体ピオニエでの基調講演)

 今日は、高校生団体ピオニエに招かれて、その基調講演を簡単ですがさせていただき、その後の高校生のみなさんのディスカッションにも参加しました。都内のかなりレベルの高い高校生の方々が横断的に集まり、世界を理解するキーとして経済学に関心を深めている団体です。非常に熱心な取り組みで話していてもその反応がいいので嬉しくなりました。

 たぶん僕は「アイドルと地方創生」という観点など、アイドル経済学関連でよばれたと思います(笑)。基調講演は他に東京経済大学の安田先生と、自民党議員の鬼木誠議員(同党の青少年対策担当でもあるとのこと)の三人でした。安田先生はインセンティブについての簡単な話でしたが、鬼木議員は、財務省のパンフレットを高校生30数名にわたして、消費増税の必要性など財務省的見解を全開で説明していました。正直、あまりにも偏りすぎていて高校生が可愛そうになりました。

 まさか僕がリフレ派という希少種だとはだれも知らなかったと思います。はじめはアイドル経済の話をするつもりでしたが、鬼木議員の話をうけてしたのは、リフレ政策の意義、財政赤字問題をワインシュタインの修正版でみる必要があること、そしてリフレ派という少数の政策集団アベノミクスに10数年かけてたどり着いたこと。そしてここを強調したのですが、リフレ派のそもそもの結集に大きな力を発揮したのは、苺経済板という当時、高校生が頑張って運営していた場であること。つまり高校生のささやかな活動が、ついに「世界」を変えたのだ、ということです。これが今日も高校生のみなさんに一番いいたかったことになりました。

 アイドル話は主にグループディスカッションの場でしたのですが、それも面白いものでした。なんで僕は10代の人とこんなに話せるのか自分でも不思議です笑。それはともかく帰りに素晴らしい、本当に素晴らしいものを頂戴しました。

 これは僕がこの10数年頂戴した感想の中でも最も素晴らしいものです。割り引いて読むべきかもしれませんがw 本当に古参のリフレ派やネットの支持者のみなさんにぜひ読んでもらいたいので、名前のところはぬりつぶしてご紹介します。おひとりだけ間違えてリフレ派を「デフレ派」にしてますが、それはまあ、次回直してください。

感想の色紙! 素晴らしい贈り物! 

文字おこし
「お忙しい中ご講演下さりありがとうございました。やはり“アイドル経済”ときくと、我々高校生にも親しみをもちやすいと思いました。身近なもので経済を学ぶことを多くの高校生にも伝えたいと思います」
「田中さん。本日はお忙しい中、貴重なおはなしをありがとうございました!!リフレ派(注:修正)、私にとって新しい考え方を知ることができてよかったです。またおはなしききたいです!」
「本日は貴重なご講演をありがとうございました。リフレ派の考えが現在のアベノミクスの第一の矢をつくっているというのが一番印象に残りました。鬼木議員とは違った観点からの2025年の日本を見据えたお話をきいて、とても面白かったです。ぜひまたお話を聞きたいです」
「本日は大変お忙しいなかと遠い所をありがとうございました。reflation…リフレ派の考え、先生がアベノミクスの第一の矢に関わって作っていたということも驚き、大変すばらしい方に、おこしいただいて本当に感謝しています。ぜひ、またお話をうかがいたいです。本日は本当にありがとうございました」
「今日は貴重なご講演ありがとうございました。お忙しい中、貴重な時間をさいて来てくださりありがとうございました。またお話聞きたいです」
「本日はお忙しい中、貴重なおはなしありがとうございました!アイドル経済の前回の講義には参加できなかったので、「いったいアイドル経済とは何なのだ?」と思っていたのですが、アイドル経済にデフレ経済の仕組みが入っていることで納得しました。本日はありがとうございました!」
「本日はお忙しい中貴重なお話をありがとうございました。アベノミクスの第一の矢の起源が、実は高校生によってできたInternetのサイトだとは思ってもいなかったので、驚きました。またリフレ派というものも始めて知り、経済に対する考え方も様々だとわかり、より興味を持ち増した。是非再びお話をききたいです」
「本日は、お忙しい中来ていただきありがとうございました。“AKB48の経済学”が興味深く本日はお呼びさせていただいたのですが、実は地方創生などではなく本当に書きたかったという裏が知ることができてよかったです。“高校生”の小さな活動ですが、これからどんどん大きくしていきますので温かく見守っていただけると幸いです。本日はお忙しい中ありがとうございました。またご講演をしていただけると嬉しいです」

追記:昨日のイベントの記念写真