大隈重信 没後100年

福澤の盟友(生涯最も多く書簡を送ったのは大隈)であった大隈重信の本日は没後100周年でもある。本日の記念式典で日本の福澤研究の第一人者である小室正紀先生が、松方デフレに対して福澤と大隈が協調して、積極財政(と外債ファイナンス)で完全雇用を達成し、民間主導の経済再生を狙ったとご講演。

 

福澤諭吉大隈重信はともにリフレ派の元祖であるといえる。福澤は(大隈の助力を得ながら)特に完全雇用こそ経済政策の最大の目的である、と明言している。その結果として民間主導の経済が実現されるのであると、財政再建=緊縮派=官僚主導の松方デフレ陣営をけん制した。

 

小室先生の講演、ド直球のリフレ話なので萌えたw。

 

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