総理は安倍か、橋下か(『週刊現代』先週号のアンケート)

 先週号の『週刊現代』の「著名人50人緊急アンケート 総理は安倍か橋下か」に答えました。

 橋下氏に期待すると期待しないがほぼ同数に割れてましたね。経済学者では飯田泰之さんが答えてて「期待する」、僕は「期待しない」でした。経済評論家チームも山崎元さんは期待、森永卓郎さんは期待しない、でもれもわかれたのが面白いですね。以下に僕のアンケートの全文をコピペしておきます。

 もちろん橋下氏がより明確なデフレ脱却の政策を表明したら僕の評価は簡単に転換します。

(1) 「日本維新の会」に期待していますか。
 NO   
その理由は何ですか?
  日本経済の20年近くの停滞は、デフレの継続にある。だが、日本維新の会にはそれに対処する具体策が見当たらない。経済政策全般でのトータルな視点に欠けている。経済に理解が乏しい日本維新の会には期待をもてない。                                                                                                                           
(2) 「日本維新の会」が掲げる「維新八策」のなかで、最も実現してほしい政策はどれですか。あてはまるものに丸をつけてください(複数回答可)。
 デフレ脱却                  

(3) 上記で選んだ政策は実現可能だと思いますか。
 NO 

その理由は何ですか?
       デフレ脱却には、日本銀行法の改正や、また日本銀行と政府の目指すべき具体的なビジョン(雇用の最大化など)が必要だが、その点での理解に同会は不足している。経済政策について理解が深い議員やその候補に不足を感じる。                                                            
                                                                                   (4)橋下徹氏は将来、日本の総理大臣になれると思いますか。
 YES  

その理由は何ですか?
      国民が単なる人気だけに依存して首相を選ぶ傾向が強いので、可能性はあるだろう。                                                                   
飯田さんの回答が面白く、僕の最後の設問への答えと連動しています。「財源・権限の分配による政権の維持が不可能になつた以上、政策の実行には国民的人気が必要。維新はその前提をみたしている」とのことです。

                                                                                                                         
(5)その他、『日本維新の会』についての意見があれば自由にお書きください。
   いままでの橋本氏の発言などを聞いているかぎり、地方政党としての活躍は期待できるものの、日本全体の問題として何がやりたいのかその具体像がまったくみえない。