まずAKB48好きの情熱は本物だよなあ、と感心した。ただし白熱しているのはファン心情であり、論争には発展していない。後半でさっしーの評価をめぐって、小林氏と若いふたりとの間で多少先鋭的に対立するぐらいで、あとはファン自慢大会であるw。
ただしぐだぐだではなく、AKB48のもつ文化的意味合い、政治的含意にふれていることはこの面子ならではの面白さがある。
そしてJKT48に熱狂するムスリムの若い女性たちのすがたなどこれから予想もできないような展開がまっているという発言など、面白い小ネタを挟んでいっきに読ませるだろう。
いまや成長の阻害要因になっているという秋元康氏をどうするかに、今後のAKB48の将来がかかっている、という指摘が一番興味深かった。