本日の『夕刊フジ』の一面、二面で仮に「野田首相」になったらサラリーマン家庭はどうなるか、でコメントしました

「市場ダメ出し サラリーマンの敵!?」という見出しになっています。僕、片岡剛士さん、松野利彦氏、瀬川剛氏、熊野英生氏が採点表を提出しています。他に村上尚己さんもコメントを出しています。

 僕のコメントは記事の頭とクロージングです。はっきりいって辛辣です。ついでに、消費税を「現実的」という人がいて、その根拠は、「消費税を上げないと所得税をあげることになるから」というものです。これは増税ありきを「現実」とみなし、さらに増税するならば消費税が「現実」的という二段階の推論に基づくからでしょう。僕は何度も書きますが、増税ありきではないので、消費税をあげなければ所得税をあげる、などということを「現実的」などと思っていません。そういう観点の違いをみておくと採点表は興味深いものになるでしょう。

また二面では松下政経塾出身である野田財務相に、その政経塾関係者からの(愛を込めた)辛辣な批判が書かれています。評価は44点だそうです。赤点で不合格ですね。