円高阻止へ、G7緊急声明で「介入容認」へ!?

 今日の日本経済新聞一面より。すでに日本経済が強いから「円高」になるという俗説にはピリオドがうたれました。円高がこれ以上加速することは、日本の経済に致命的な打撃になり、それが今回の大震災・原発問題とともに、世界経済の大きな不安定要因になることに各国が真剣に向かい始めたシグナルだと思います。

 実際にこの声明の方向が報道どおりに直接的な表現になるのかは僕にはまだ未知に思えますが、そうなることを強く望んでいます。財務省日本銀行の協調が強く期待されるのですが、財務大臣にかなりな不安材料が存在しているのは周知のことだと思いますが、野田大臣が歴史に汚点を残すかどうかがまさに問われているでしょう(いや、個人の汚点などどうでもいいのです)、具体的な為替レート水準にコミットした形での猛烈な円安介入に期待します。