佐々木孝明『不況学の現在』

 ご本頂戴しました。ありがとうございます。古代エジプト古代ギリシャから中世、近代、そして19世紀から今日にいたる経済思想の中で、「不況」がどのようにとらえられてきたかを展望した意欲的な本です。冒頭に某政治家が不況で金利を上げると発言したことに呆然とした旨の記述がありますが、本書は不況対策を考える際のリソースとして読むことができるでしょう。間違っても不況で金利上げるなどといわないために。

 佐々木さんの主張は押さえ気味ですが参考文献を見れば一目瞭然ですw ぜひお手にとってご覧ください。

不況学の現在

不況学の現在