最近のid:Baatarismさんの記事は納得の記事が多い。今日の記事でも以下の部分などはまったく同意したい。
「鳩山政権の金融政策は、まだまだ混迷しているようです。」より抜粋。
日銀法の第4条には「日本銀行は、その行う通貨及び金融の調節が経済政策の一環をなすものであることを踏まえ、それが政府の経済政策の基本方針と整合的なものとなるよう、常に政府と連絡を密にし、十分な意思疎通を図らなければならない。」とありますが、日銀の政策が政府の経済政策の基本方針と整合的なものとなるようにするためには、政府も日銀に求めることは言わなければなりませんし、日銀も必要な要求は取り入れなければなりません。藤井大臣のように「政府が日銀の判断に介入すべきではない」と言ってしまうと、政府が日銀に何も言えなくなってしまい、日銀の政策が政府の経済政策の基本方針と整合的なものにならない恐れがあります。
結局は政府が早々と日本銀行との協調を明示的に行わないまま、政府不介入=日銀の放任 という自主規制をとることは、自分の政策の手番をわざわざ拘束することで、そろそろそういう茶番はやめたほうがいいと思うのだが。自公政権の二の舞を踏むだけだと思うけどね。