『VOICE』最新号。う、群馬にたぶん雑誌が届いているんだと思うけれど、あまりにも面白い題材に、あとで書店に駆け込みます。
(補)というわけで読んだきたけど、これは榊原なるもの(民主党のマクロ経済政策の公約数…不況下での金利上げとかアジア共通通貨とか予算再編成の財源調達とか円高上等だとか日本銀行の協力なき円安介入だとか)を主軸にすえた近未来フィクションですね。最後は失業率のさらなる悪化で終了し厳しい冬を迎えるわけですが。昨日のエントリーではリアル榊原氏は国債発行を財源とした財政政策を主張していますが、この若田部さんの論説には昨日を抜かす直近の榊原氏のリアルな発言も随所に展開されていて、いっそう昨日の発言が榊原氏の中でどのように整合化されているのか、その信ぴょう性を疑わせる十分な根拠を提起しています。構造デフレと需要不足の不況というその都度のふり幅の大きさと矛盾した発言では、それこそ公衆に与える政策効果は大幅にダウンすること必至でしょう。
(補2)id:bunz0uさんにコメントで教えていただきましたが、若田部論説はここhttp://bit.ly/uqXhGで読めます
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