ようやく前期終了ールールがあるからって厳格運用すること自体が自己目的化するのはどうなのか?−

 ようやく前期の日程を終えた。疲れた。なんでこんなに前期の講義日程が長いのか理解できない。どうも背景には文科省のなにがなんでも15週講義+試験 という規制があるようで、これを絶対厳守するために各大学・大学院では祭日も講義したり、世間はお盆なのに講義したりしてやりくりしている模様。そりゃ、規則だから、といわれればそうだけど、縦割り行政の弊害というかなんというか、所管官庁は忘れたけど休祭日を規定する法律のおかげで月曜や金曜などが頻繁に休みになり、その枠内で4月から7月まで毎月単純に4回ずつで16回という単純換算で無理強いしたら、どの大学も講義日程がきつきつになり、学校行事をいれたら最後、8月にとびだすわ、休祭日も講義だわ、夜まで講義だわ、とてんてこまいになるのは目に見えてるはず。ルールを守るのは重要だが、厳格に運用して数字を守ること自体が自己目的化して、それで学生も教員もこんな真夏日にふらふらになって(しかも地球温暖化規制で教室の温度も各大学とも非常に高め設定。これも一律厳格適用してるのではないか)講義や試験をやるのが望ましいとは思えないけどね。柔軟かつ各大学・大学院の実情にあわせて運用するのがいいんじゃないのかな? どうなんでしょ、そこんとこ、ここをご覧の大学関係者(教員、職員、学生、保護者、官僚wなど)のみなさんの意見は?