今月の『中央公論』より。たまたま立ち読みしていたらオオガラスさんやecon-economeさんらも注目していたようですが。サブプライム危機が米国経済にリセッションをもたらすことは現在の雇用状況をみるかぎりまずはないだろう、というのがテイラー氏の診断です。
確かにサブプライム危機は必要以上に騒がれている感じでありますが、テイラー氏も指摘しているように市場や消費者の信頼が揺らがないことが重要であるのでしょう。
ところで後で読む予定のテイラー氏の論文
日本についてはどうかというと、これはテイラー氏が「日本は大丈夫」といっているのとは異なり、その確率にはジャパンプレミアムをつけなければいけないでしょう。