伸縮的インタゲと資産価格


 推薦基本文献

 Asset Prices in a Flexible Inflation Targeting Framework, in William C. Hunter, George G. Kaufman and Michael Pomerleano, editors, Asset Price Bubbles: Implications for Monetary, Regulatory, and International Policies?, Cambridge, Mass.:? MIT Press, 2002, 427-444. (with H. Genberg and S. Wadhwani).


 http://people.brandeis.edu/~cecchett/pdf/cecchetti%20genberg%20wadhwani%202002.pdf


 日本の論争シーンだと、


日銀 1)物価安定、経済成長は基本シナリオのとおり問題なし、2)問題あるのは1)を悪化させる予想の資産価格の歪みの存在、だから金利上げ。


僕  1)’物価安定してないし、経済成長リスク放置。基本シナリオの物価予想とか政策変更後にこっそり下方修正してて問題なしとはこれいかに 苦笑
   2)’「資産価格の歪み」に対応して金利上げたら1)’のリスクますます悪化。そもそも「資産価格の歪み」の内容断定も十分な説明もなく、公衆・政府との理解共有もなし。


という感じでしょうか。僕からはむしろ金利下げがでてきてもおかしくはないわけです。


内容読んでないけど検索したらひっかかったテーマに関わる最新文献ぽいの

 http://www.bankofcanada.ca/en/res/dp/2007/dp07-6.pdf