本書でも頻繁に援用されてるテリー・ピーチのリカード解釈って大学院のときに最後に講義で読んだ本ですねえ。懐かしい。森嶋通夫『リカードの経済学』よりもリカードの現代的な意義とか研究史の展望とかになったり、特にケンブリッジ学派の剰余アプローチの特異性と新古典派の違いもさくっと知りたい人にはいい本では? まだ完読にはほど遠いところで評するのもなんだけど
リカードの経済理論―価値・分配・成長の比較静学分析/動学分析
- 作者: 福田進治
- 出版社/メーカー: 日本経済評論社
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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たぶん明日までには読めないだろうけれども、そのうち感想を別館=東京河上会幹事日記で書くかも。