正月といえば『戦争と人間』

 まだ正月かよって? いいんです。


 いまから20年くらい前にお正月になると山本薩夫監督の『戦争と人間』が深夜に放送を毎年のようにされてました。アマゾンのレビュー士の方々のさまざまな評価で尽くされてますが、まあ、当時から反体制分子wに親和的な描写(正直、山本圭の役柄はマゾぽくて子どものときからちょっとドンヒキw)や民族主義ぽい過剰描写にネタ満載でしたが、そのイデオロギーぽさを吹き飛ばす異常な生命力にみちた映画でした。

http://www.nikkatsu.com/movie/sensoutoningen/index.html(あらすじとか)

戦争と人間 第一部 運命の序曲 [DVD]

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 最近、キムタク(このブログでたまにでてくるキムタケではないですよ、そこの人!w)の『華麗なる一族』(映画版は山本監督)をみてて、不意にひさしぶりにこの日本映画史上最高の戦争映画を再見中です。お正月だしw 


 やはりここでも思ったのですが、浅丘ルリ子栗原小巻ら女優陣が、20年前以上よりもはるかに若く尋常ならざる美しさにみえるのですが。あと伍代家の面々に昔より興味を覚えるのはさすが20数年へて「資本家の走狗」(爆笑)になった私だけのことはありますかw いまちょびちょび見てて第1部終えたのですが、個人的には浅丘の狂気じみたピアノ演奏、ノモンハン戦を描いた第三部でラストでの夏純子が北王路欣也に声をかけるシーンが印象に残ってます。夏純子いいなあ、いまでも。


 日本のお正月は(イデオロギー対立超えてw)『戦争と人間』でゴーw 違)。