それでもボクはやってない

 試験期間中の中休み、かつシネコンのただ鑑賞券が今週中だったので忙しいけれど決断w 『マリーアントワネット』にするか悩んだが邦画を選択(もしなんの制約もなければ、『エンロン』とマンキュー先生おすすめの『リトル・ミス・サンシャイン』を観たいところですが自己抑制)。


 平日の日中なのにまあまあの入りなのでヒットしているのでは? 昨年みた予告編とはまったく違う硬派な社会派映画とでもいうべきか。もちろん演技陣の軽い印象がこのドラマの深刻度を中和して見やすいものにしていると思う。日本の現状の司法制度の問題点を痴漢冤罪、人質司法という切り口で描くというテーマにしぼり込んだ作風はわかりやすい。


 まあ、経済学に興味がある人でもない人でも植草一秀氏の事件を嫌でも想起するでしょうね。